過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食が止まらない

女性 会社員 27歳 B型 千葉県

初めて過食になったのは、20歳のとき。
お店に寄って着席して食べ、スーパーに寄って食べ、コンビニに寄って食べました。

なんで、こんなに食べ続けているのだろう。

そう思った気がします。

それから、しばらく経つと
本格的な過食が始まりました。

毎日、スーパーを2.3件往復し、
スーパーの袋2・3袋
菓子パンや菓子を両手一杯買い込んでいました。

それでも足りなければ、
その後コンビニへ行って
菓子パンを大量に買い込んで再び過食。

大学も、やめてしまいました。

当時は、絶対に太ってはいけないと思っていたため、
過食が連日続いた後日は、
サウナスーツのような格好でランニング。長風呂。
太ったら終わりだ。
そう感じてたから、本当に辛かったな。

痩せなければ終わり。
でも、過食は止まらない。
そんな感じだった。

その後、別の学校に入学。
依然、過食は続いた。

痩せていた時期もあって、
その頃は、自信に溢れていた。

太ると、世界が皆、太っていることを笑っているように見えた。

当時は、寮に住んでいて
共同の冷蔵庫があったが
そこから、他人の食べモノを盗んで食べた。

自分は異常だと思った。

せっかく別の学校へ入っても
過食すると、落ち込みや罪悪感、ひとに会いたくない気持ちから、学校を多々休み、
出席日数が足らず、担任には
卒業できないかもしれないと言われた。

なんとか、学校を卒業した。

嬉しかったなあ。

就職し、社会人になった。
入社し、人間関係の悩みがでるたび、過食をした。

たくさん太った。
会社を沢山休んだ。
会社を辞めた。

この頃から、どんどん将来が
不安になってきた。

私は、過食をして
会社に通えなくなって
会社を辞めて、、、
それを繰り返すのだろうか。

果たして、そんなふうに
すぐ辞めてしまう人間を
雇ってもらえるをんだろうか。

過食は一生続くんだろうか。

今は、過食して辛い気持ちを
電話などで話すと
「それは苦しいね」と
受け止めてくれる母親も
過食になった当初は、
「あんたはおかしい」と
私に言っていた。

物凄く傷ついた。

おかしいのは、自分が一番よくわかっていた。

それでも辞められなかった。

過食というアディクションの
ほかに、恋愛依存など
ほかにも沢山の依存症を
私は持っていた。

過食して太る。
恋愛依存なため、恋人に嫌われないようにしなければと
痩身エステに通った。
痩身サプリメントも、死ぬほど買った。

食べることと
やせることに
信じられない額のお金を
つかってきた。

結果、貯金ゼロ。

自分は職もなく
死んでいくのかなと思った。

好きでもない男性と寝たこともあった。

今は、転職し、
太ってしまったのが辛いが
会社はなんとか行っている。

休んでしまった日もある。

だけど、
いったい摂食障害で
どれだけの人間関係を
切ってきたのだろうと思う。

知り合いはほとんどいない。

何より、過食が止まらない
いまがとても不安だ。

摂食障害になって
辛かったことは
あればあるだけ
お金を過食に使ってしまう事

バーベキューや旅行など
食べモノが絡むイベントを
太りたくない気持ちから
絶対に断る自分であった事

親に申し訳ない気持ちで一杯なこと。

などがある。

金銭面の問題も、非常に大きい。