過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

“今日がこれで最後”と何回思ったでしょうか

女性 主婦 29歳 A型 埼玉県

私が摂食障害になって丸7年が経ちました。

この病気になったきっかけは、精神的なショックがあり、食べたものを戻してしまったこと。
このとき、とてもすっきりした感じと同時に、食べても太らないで済むんだ、ということを覚えました。

始めのうちは少し食べ過ぎたときに吐く程度でした。

年数が経つにつれ、お菓子やパンを大量に買い込み、
家族が寝静まった時に過食し、誰にも気づかれないように嘔吐していました。
過食した日が続くといつものように吐けなくなり、食べたものを外に出せずにパニックになったりもしました。

下剤を使ったこともあります。
幸い、私は規定の量で十分効き目があったので、乱用にはなりませんでしたが、常用してしました。今は少し健康になったのか、下剤を使うことはなくなりました。

最初は好きなだけ食べても後で吐いてしまえば太らない、
この方法で食事を楽しんでいました。

だんだん、こんな自分はおかしいと思うようになりました。

世の中食べられずに飢餓で亡くなる人もいるのに・・・
過食に費やす食べ物・お金・時間がもったいない。
私はなんてバチ当たりなことをしているんだろう、と。

治したい気持ちはずっとあり、

“今日がこれで最後”と何回思ったでしょうか。

これまで何度か症状が止まったことはあり、これで治るかも、と思いましたが、
また自分に裏切られ・・・

そんなことをずっと繰り返しています。

実家を出て一人暮らしをすれば・・・彼氏と一緒に住めば・・・結婚すれば・・・

そういった節目節目で止まることはありましたが、結局また再発してきました。

もうこんな風に自分に裏切られること、家族を裏切ることももうしたくありません。

相談して10日間、なんとか症状はでていませんが、
またいつあの衝動に襲われるのかがとても恐いです。