食べ物を探し求める日々
女性 会社員 33歳 B型 北海道
子供のころからずっと太っていました。赤の他人から通りすがりに笑われたり「デブ!」などひどい言葉を言われました。
高校生の時くらいから何度かダイエットをしてみましたが続きませんでした。
25歳くらいの時、このままだと身体にとても悪いし、やせたらどうなるのだろうか?とダイエットを始め、1年に8キロくらいのペースで3年かけて25キロほど痩せました。周りの人の接し方がガラッと変わりました。
よく声をかけてくれるようになり、お洋服もだんだんスリムなものを着れるようになり嬉しかったです。もっとやせたらもっと私を見てくれると心のどこかで思っていたのでしょう。段々食べる量を減らし、仕事漬けの毎日にしてみるみる拒食の道へ進みました。それでも嬉しかったのでやめませんでした。
28歳の時に仕事をしていた派遣先で、飲み会の時に「ガラガラすぎて壊れそう」「仕事も大丈夫か正直心配だった」と言われたのがショックでした。
結婚願望がこの時期強く、婚活もしてみましたが、顔を見せたら音信不通になることばかりでした。私はおとなしい性格で健康的には見えなかったのだと思います(実際痩せすぎてアバラも浮いて酷かったのですが、その時はそれが良いのだと思っていたので)
なんだ、やせても太ってもやっぱり誰も私のこと好きにはなってくれないんだなって思ったらどうでもよくなって。
そこから一気に過食に陥ったのだと思います。
過食をすれば太るのは当たり前で。このままではまた醜い姿でもっとバカにされると思いました。(痩せているときは罵声はなかったので。)じゃあ吐けばいい。うまくはけずにトイレで泣きました。じゃあ今度は飲み込まなきゃいい。
チューイングが始まりました。
毎日食べ物を買いあさり、自室に広げて無心で食べて吐きました。
鏡に食べ物を口いっぱいに入れて餓えた獣のように食べている自分を見てなんて醜いんだろうと思いました。
辞めたいのに食べ物を探し求める。酷い時はカップめんをそのままバリバリ食べては吐いてしまいます。
吐いても痩せず、みるみる太り、ダイエットしようとしても過食、そしてチューイング。胃腸もおかしくなり、自力排便ができなくなっています。
歯も1本ダメになりました。きっとこのせいだと思っています。
太った自分。会いたい友達にも太った自分の姿を知られたくありません。
合わなくなっていく服のサイズ。泣きたくてたまりません。
だらしない自分が蒔いた種だとずっとどこかで思っていました。これは病気じゃなくてだらしない自分のせいだと。
摂食障害は病気なんですよと、この相談で言われた時に涙が出ました。
ずっと相談するのをためらっていましたが、言えてよかったです。