過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

子どもより嘔吐を優先した

女性 主婦 30歳 A型 広島県
28歳で結婚、翌年妊娠した。
子供がとても欲しかったわけではなかったが、
旦那さんも家族も喜んでくれた。
好きだったアルコールは我慢出来た。
でも過食嘔吐ら完全にはやめられなかった。
食べる量、過食嘔吐の回数は激減。
2週間に1回位になり、胎動を感じてからはしなくなった。
妊娠7ヶ月の時旦那さんの仕事の都合で引っ越した。
仕事をやめた。
体重管理にも気を使い、食事も体に良いものを選んで食べた。
臨月になり里帰り出産の為実家へ。
出産する病気は体重管理が厳しかった。
当時+8キロ位だったが、
もう増やしてはいけない、
臨月になるともうお母さんの体重を増やす必要はない、
むしろ痩せてもいい位と言われた。
しかし実家に帰ったことで多くの食事を用意してくれ、
つい食べてしまい、
体重が増えた焦りから嘔吐してしまった。
次の検診の時体重が減っており、頑張ったねと誉められて嬉しかった。
体重管理の為、臨月になったからいつ産まれても問題ないし等
自分自身を納得させ過食嘔吐の回数が増えた。
検診の前日は嘔吐、食事を抜くなどして体重を落とす、
終わると反動で食べて結局体重は増え、+10キロで出産。
予定日から2日遅れ、元気な女の子。
嬉しかった。
退院後すぐ乳腺炎になる。甘いもの、お肉、揚げ物、パンなど控えるように言われる。
食事に気をつけるも体質らしく何度か乳腺炎になる。
慣れない育児、食事制限から過食嘔吐がはじまる。
実家で日中1人の時、週2-3回のペースになる。
実家から戻り、知り合いもほとんどいない転勤先での子育て、
夫は子育てにも協力的ではあるが、帰りが遅く、泊まりの出張も多く、
寂しさ、不安、イライラなどから過食嘔吐の回数が増える。
2日に1回のペースになり、酷い時は5日連続で毎日したりした。
元々は太りたくないからだったが、
いつしか吐くこと前提で食材を買い食べるようになった。
嘔吐中子供が起きてしまいイライラした。
寝返りがまだ出来な いから大丈夫と泣いているのに嘔吐を優先した。
最低だと思った。
でもやめれなかった。
回数も量も増え怖くなった、
イライラすることも増え、旦那さんの前で子供に八つ当たりしたりした。
いつか手を挙げてしまうんじゃないかと怖くなり、
食欲をコントロール出来ない自分に腹がたった。
母乳育児なのに全然減らない体重にもイライラした。
感情の起伏が凄く激しくなり
どうしようもないと思い病気に行くも改善されなかった。
子供はどんどん大きくなっていく。今何とかしないと大変なことになると思いメールした。
今日で過食嘔吐は3日止まっている。
今月になってからは一回しか過食嘔吐していない。
改善されていることが嬉しい。
子供にも優しくできる。
相談して良かった。まだまだ不安はあるが頑張る。
世代間連鎖なんてさせない! 多少太っても健康な方が幸せ! 家族が笑ってる方が幸せ!
ここから変わっていきたいと思う。