過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

10代で治しておけば良かった

女性 公務員 37歳 A型 愛知県

きっかけは17歳、好きな人ができてダイエットしようと思い、痩せた鏡の中に自分に満足の日々。やがて生理が止まり、これはやばいと一時的に過食気味になる。その後受験を迎えるが、過食に悩んだ記憶はない。

大学に入り一人暮らし、カロリーの高いものをよく食べるようになった。
一人で寂しいのもあったと思うが、調理が面倒というのも手伝って、炊飯器を開けてチャーハンの素をふりかけて食べていたのを思い出す。

20歳の時1か月半海外ホームステイ、ビッグサイズの食事に私の胃は大きくなった。
空港に到着した私があまりに太っていたせいで、迎えの家族が私が通り過ぎても気付いてくれなかった。帰国後は過食は落ち着いていったと思う。それが病気のせいかは覚えていない。

21歳の時、軟便が続き、慢性膵炎に似た状態と診断される。
アルコールを飲まず、食養生し、服薬するうちに回復。

地元で就職し、新しい交友関係ができて毎日が充実。飲み会もよく行った。
結婚し、実家を離れてお菓子をよく食べるようになった。

33歳で出産、母乳育児はお腹がすくので、白米や芋をよく食べる。詰まり乳なので油ものを一切絶つ食事制限がつらかった。
産後1年でメニエール病で倒れ、実家と義実家に手伝いに来てもらい、なんとか育児。
過食している場合ではなかった。

倒れた半年後、第二子を妊娠。妊娠中期まで体調不良で過食している場合ではなかった。
妊娠後期になると、詰まり乳が心配でまた脂抜きの食事制限を始める。

出産後はまた白米や芋をよく食べる。

そのうち夜中にお菓子や白米を食べまくる。

アレルギーの食事指導で高カロリーの雑穀を取り入れ、量を抑えるべきなのにたくさん食べる。

ここで膵臓をまた壊した。
腹8分目に抑えないと膵臓が壊れて元に戻らない。

しかし過食状態はなかなか収まらない。

膵臓のために、家族のために、治さないといけないのですが・・