過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

同じことの繰り返し

女性 学生 22歳 O型 静岡県

私はいつから摂食障害なのかわかりません。
昔から食べることが好きな反面、食べることが苦痛でもありました。

食べることに関して何か言われるのも嫌、
体型のことを言われるのも嫌、
お腹が苦しくなるまで食べてしまうことも、
太ると分かっていながら食べてしまうことも、
食に関してはいつも矛盾と劣等感、自責、悲しさなどが伴っていました。

今は病気として認識していますが、無意識に過食になっていた時よりも酷くなり、
胃が痛くなるまで食べてしまったり、止められなかったり、
お金も時間も奪われ、思考までも摂食中心になるため、
学校に行くのがつらくなったり、課題ができなかったり、
人との交流にも支障をきたしたりと社会生活もできなくなっていくし、とても疲れます。

相談できないことで、孤立もしていき、よけい負のループに陥ってしまっています。

経年増加で症状が酷くなるほど、よりお金も時間もとられ、そんな状態に絶望感ばかり感じるようなりました。そんな状態のため、自分が生きている意味も価値も分からなくなり、
生きたくないここで人生終わらせたいという考えが出てくるようにもなりました。

治そうと頑張ろうとしても、それにはすごく時間もかかるし、
エネルギーもいるしで、途中でいっぱいいっぱいになりだんだん苦しくなります。

そしてまた1からのスタート。

そして考えることも行動することもできなくなります。

なのに過食も過食嘔吐も止められない。

摂食障害によって失うものはほんとうに多く、そして大きいです。