過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

食べ物に振り回されている10年以上の時間

女性 会社員 O型 和歌山県

過食がひどかった時は、寝ているか、仕事をしている時以外は、食べ物のことばかり考えていました。
痩せたい欲求と、食べたい欲求、二つの相反する欲求にいつも押しつぶされそうでした。

そんな中、過食が治まる時が、何度か訪れました。

きっかけは、単純でした。
ずっと目を逸らしていた体重計に乗り、数字を目にした時、何とかしなきゃという気持ちが食欲に勝るんです。
そんな時は、ただガムシャラに痩せることばかり考えて、食べない代償に痩せるための健康グッズにお金を費やしました。

でも、そんな頑張りは長くは続かず、なだれ込むように崩れていきました。
そんな時は、罪悪感を感じながら食べ物を買いました。

何度もリバウンドを繰り返して、その辛さもわかっている。
食べたいものが食べれない。カロリーを見て選び、食べものに振り回される日々。
そんな抑制もストレスとなり、結局、自分は頭がおかしいのではないかというぐらい、丸呑みに近い状態で無心に食べ続ける日々。

私は吐けない体質なので、あとは自分が惨めだと後悔の念に苛まれるだけです。

気がつけば10年以上こんな毎日を繰り返してます。そしていつかこんな日から開放されたいです。