過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

嘔吐用の体

同じ時間や量でも、20歳で過食嘔吐をするのと40歳で過食嘔吐をするのとでは体に受けるダメージが大きく違います。

それにも関わらず、発症当時に比べて現在の方が過食嘔吐が楽に出来るようになった という人も沢山居ます。
何故だと思いますか。

それは病気が良くなっているからではなく、体が「嘔吐に適した体」になってしまっていたり、嘔吐の痛みに対して鈍感になったりしているからです。

一度食べたものを吐き出す過食嘔吐は異常な行為であり、健康な人は行わない行為です。

日常に埋もれてしまっている習慣を心の病気と認識し、治すための努力をしっかりして行きましょう。

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女性 38歳 A型 福島県

考えてみると、過食嘔吐の仕方、過食の量、体の状態などが20年前とは随分変わりました。
昔はむくみなんて殆どなかったけど、最近は本当に顔のむくみが酷く、外に出れなくて約束もドタキャンする始末です。
この事でも、「こんな事してたら人との関係性とか仕事とか、色んな面に支障をきたして本当にだめになる」と思い、今回相談を決めるきっかけになりました。過食の量も時間も凄く増えています。
昔は一気に食べて一気に吐く感じだったので、時間も長くても3時間半位だったと思うんですが。
私の今の傾向として、過食だけの時間でも4時間はだらだらしてるんですね。
長い時はあと数時間かかります。
こんな事に時間を費やすばかりなので、本当は優先したい読書や色んなしたい事が何もできない状態です。若い頃と違い、吐き終えると体力が消耗しきって何もできずにぐったりしてしまうし。
昔は実家でしたが、今は1人で暮らしてるので、どんな事があっても仕事しない訳にはいきません。
やっぱり私は今回が心も体も限界だという事だったみたいです。