過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

大切なのは治したい強い気持ち

「治したい気持ち」と、「過食したい気持ち」。

治したいはずなのに、過食したいと思っている自分はダメだ。
そう思ったことはありませんか。

残念ながら、過食したい気持を意志でコントロールすることはできません。
でも、治すために相談を受けたり行動して行くことなら、誰にでも出来ます。

出来ることを一つずつこなしていくのが回復への近道です。

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女性 自由業 29歳 A型 岡山県

友人や家族との食事に、いつも後ろめたさがつきまといます。
食事後にトイレに行くのも、変に思われないか等考えてしまいます。
人には言えないし、恥ずかしくて悲しいです。

いつ治るかわからない怖さ、そして治っても体型を維持できるのか、という不安。
お金も時間も無駄に費やしている気がして、生きていく事が嫌になった事もありました。
自分に価値などまるで無いと思っていました。
何もかもどうでもよくなっていました。

食事は楽しいものではなく、『とりあえず胃に入れるけど、後で吐く』というただの「形式」でした。
罪悪感や自責は大きく、過食嘔吐をするたびに、自分の魂が叫んでいます。
それでも、止められない。止めたい、やめられない‥出口のない恐怖の中から抜け出せなくなりました。