過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

世代間連鎖を防ぐために

近況(世代間連鎖を防ぐために)
女性 主婦
小さなこどもを育てることは、すべてが初めてのことで、本当に大変。
その上この恐ろしい病気。
こどもに接していると、
チビちゃん(インナーチャイルド)の気持ちが出てきたり、
過度に罪悪感や恐怖感が出てきたり。
そんなつらい気持ちによって疲れきってしまったり。
それでも目の前のこどもはママを見ている。逃げられない。
本当は、こどもが、寂しかったり怖かったり不安だったりする環境には、誰よりもしたくないのに、実際には逆行している。それによって、こどもが将来つらい人生を歩むことになるのではないか、とすごく不安。
育児の困難さを感じて、いろいろ公共機関に相談したり、いろいろなサポートを利用してきたつもりでいた。
だけど、
そこにはたくさんのマグマ効果が働いていて、
本当に必要で有効なサポートを、必要なタイミングには利用できていなかった。
それに気づいたのは、
改めて、市のこども家庭支援センターに、過食症のことも含めて相談してからだ。
そこに相談するのは、自分がこどもにとって害になる親だ、と認めるようで、本当に嫌だった。
だけど、そうならないためにも、使えるものは使ってみよう、だって、こどものことを愛しているから。かけがえのない大切な存在だから。
病院でも、どこでも、病気のつらい気持ちを本当にはわかってもらうことはできない。
だけど、私は、まずは病気を治すことをがんばる。そのために、使えるものをしっかりと使って環境づくりをする。それがこどものための環境づくりになっている。
過食症についてはセンター、
過食症の周辺症状や薬については医師、
生活のしやすさのスキルを上げていくにはカウンセリング、
こどもの健康面は市の保健師、
こどもの環境面は、
こども家庭支援センター、
などなど…と。
その他にも夫、夫の両親、私の両親、保育所、ファミリーサポート、…
頼れるところがたくさんある。
安心だ。
いつだって頼ってもいいし、頼らなくてもいい。
気休めの、大変なのは今だけ、大丈夫だよ、なんとかなる、ずっとは続かない、などという言葉ではなく、
本当にこどもに世代間連鎖させないために適切なことを助言してくださった先生、
力をくれたスタッフさんやみんな、
本当にありがとうございます。
幼少期の重要さを何よりもわかっているみんなのおかげだと思います。
そして、
こうやってがんばっている私自身を、本当にほめてあげたいです。こどもに対してここまでできる愛を、たくさん伝えていきたいです。
みんな、ありがとう~