過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

これから失うかもしれないもの

過食症になって失うものは、体の健康だけではなく、
健全な心も蝕まれていくことが多いものです。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 会社員 28歳 O型 静岡県

私は過食症になって、友達や旦那と食事をする事が苦痛になった。
どんなに美味しい料理を食べていても、物足りない、もっと食べたいと思うようになり、せっかくの誘いを断る事もあった。

家での食事も、旦那は私が過食症である事を知らない為、旦那が寝静まってから隠しておいたラーメンや菓子パンを味う余裕もなく詰め込み、トイレで吐いてた。

なかなか旦那が寝ないとイライラして、わざとケンカを仕掛けて自分から遠ざけるように仕向けた。

その結果旦那の私への愛情が全く感じられなくなり、冷たい言葉や酷い事を言われる。
ケンカの毎日。

爪や歯がもろくなり、むくんだ顔に、疲れやすい体。
そんな自分が大嫌いで、自信がない。

この先歯が抜け、髪が抜け落ち、ボロボロになった自分を想像したら一生このままなのかと思うと、怖くなった。