過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

結婚したら治せるはず

女性 主婦 33歳 AB型 兵庫県
過食嘔吐がはじまったのは中学2年の時です。もう20年になる。
小6までやっていた競泳をやめてから太ってきた気がしていました。
家庭科の授業で先生が摂食障害の怖さについて話しているのを聞いて、「吐けばいいのか!」と思ってしまったのがきっかけです。
それまで食べた物を吐くなんて考えもしなかったので。
最初はまだ軽かったです。
高校までは週に何回かでした。
それがどんどんエスカレートし、大学で一人暮らしをする頃には毎日お菓子を大量に買い込んでとか、作った10人分のカレーをわずかな時間で食べ吐きしたり・・・何をするにもおっくうになり、吐くことも面倒になり、一か月の間に10キロ太ったり。
毎日死ぬことを考えて、考えて、自殺未遂も2回してしまい、もしこのまま一人でいたら今度こそ本当に死ぬなあと考えた時、それではいけない、一人でいてはダメだ・・・と浪人までして入った大学を中退して大阪の実家に戻りました。
引きこもったり、このままじゃダメだ!と働いたり、またもうダメ…と引きこもったりを何年も繰り返しました。
通院して摂食障害を克服しようとしたりもしましたが、またぶり返して。
でも、いろんな人と出会い、自分自身を見つめなおすうちに、過食嘔吐があっても、完璧じゃなくても私には私の魅力があると思えるようになり、仕事ができるようになったり、そして主人を紹介された時も、「こんな自分じゃダメ」とは思わずにむしろ積極的になり、結婚にいたりました。
正直、結婚したら治せると思っていましたが、ぶり返しました。
毎日毎日やめるやめる、これが最後と思いながら続けてしまったいました。
妊娠したら絶対やめる!と思ってたけど、悲しいほど止められませんでした。