本当は怖い。過食症と過食嘔吐

過食症の体験談がまとめられたブログです。

*

歳月は何も解決しない

『過食症で人生を狂わされた』という人はたくさんいます。

「ここまで酷くない」と思った方、未来は誰にも解りません。

(以下相談者の方の体験談です)
*——* *——* *——* *——* *——* *——*
女性 主婦 27歳 O型 宮城県

初めて自分がオカシイと気づいたときは小学生のときでした。
ご飯を8杯食べても、お鍋いっぱいの味噌汁を飲んでも、なんだか満たされない。
それが過食の1番古い記憶です。
お母さんや祖母にによく叱られていました。「食べ過ぎ!」と。

お腹はいっぱいなのになぜか一度食べ始めると箸を置けなくて、自分でもそんな自分の状態に不安を感じているのに、家族には言えませんでした。

中学生、高校生と成長するにつれて、過食も本格的に酷くなっていきました。
学生時代は吐くことを知らず、ものすごく太っていました。

お小遣いなんかじゃ過食費は賄えなくて、万引きばかりして、警察に何度も捕まりました。
学校で友達のお弁当やお金も盗みました。
同じ学校の好きな人にも、太ってることをからかわれ、あまりの辛さに高校を中退しました。

中退後は親との関係も最悪で、家に帰る気もせず、売春しながら過食してくらしていました。

そして、痩せたい一心で覚醒剤にも手を出しました。
吐くこともおぼえ、あっという間に体はぼろぼろになっていきました。

もう、頭の中は食べものと痩せることで埋め尽くされていて、その2つから開放してくれる覚醒剤は自分の中で神と崇めるほどのものとなっていたした。
でも、最終的には鬱になり、覚醒剤では過食症は何も解決できませんでした。

かといって他の解決策もわからず、過食嘔吐をかかえたまま、幼かった私は気がついたら27歳の大人になっていました。

傷ついた子供の私が27歳の私の中で、辛いから、紛らわしたいから、お願いだからお菓子を頂戴と泣いている。

でも、傷ついた心は、チョコレートや菓子パンでは癒えなくて、更に傷だらけになっていった…

過食症はとても恐ろしい病気です。
放っておけばガンと同じような進行性、致死性の病だと思います。

私はたくさんのものを失いました。
お金、時間、健康、友達、信用…
数え切れません。

でも、きっときっと取り返します。