過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

何年も止まっていた過食

女性 無職 35歳 B型 北海道
高校生2年生の時好きな男の子ができて始まった過食嘔吐。
まさか それが摂食障害の入り口であるとは気づかずに自分だけは大丈夫と思っていました。
習慣化されてきた嘔吐が怖くなり、ダイエットをしたりもしました。
でも、どれも続かないか効果は一時でリバウンドがきたり、
リンゴダイエット時は、低血糖を起こしてしまい(体質的に起こしやすいのかもしれません)、
無理なダイエットはダメなんだと知り、結局は過食嘔吐の繰り返しでした。
短大に入り、バイトを始めて自由になるお金が増えると過食の量が増えました。
過食の時の、ただひたすら食べ物を口に運んで食べ続け、
おなかがはちきれそうになったら、吐く! 吐いたらまた食べても良い。
手を洗っても何時もうっすらゲロの香りがするような自分の手
止めたくても止められない衝動に 自分が情けなくて悲しくて惨めで苦しくて・・
その行為の異常さと怖さに耐えられなくなり、思い切って友人に相談したら
その日から症状はピタっと止まりました。
治った!!と嬉しかったですが、またすぐに再発しました。
就職して、自由になるお金が更に増えると、車を買って毎日帰宅時に途中のスーパーで
お菓子を買って帰るのが日課になってました。
そして、仕事のストレスも重なり、過食嘔吐はピークに。
でも、その後 その時の一番のストレスである「仕事」を辞める!と決めたところ、
お年頃もあってか23歳位の時に体重が自然と落ち始めました。
ストレスが減ったことと体重が落ちたことで、私の過食も自然と減っていきました。
そして、その後は、4~5年位は たまに再発をするものの、期間もどんどん短くなっていき、
再発しづらくなり、やがて全く症状はでなくなりました。
そして、症状がなくなってから7年ほど経過し、
地震などもあり超巨大なストレスに襲われているさなか、あの恐ろしい
「何か食べて吐こう!吐くために何か食べるものはないか?」
という衝動が7年ぶりに私を襲いました。