過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

わがまま?

摂食障害の人で自分のことを
「わがまま」
「意志が弱い」
と責めてしまう人は少なくありません。

「やってはいけない」と思いながらも
過食や過食嘔吐を繰り返してしまうのです。

下記の相談者の方もその一例といえます。
しかし、「わがまま」ではなく「病気」なのです。

過食をしない、我慢する、というのではなく
「過食症を治す」という強い意志を持つことが大切です。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 会社員 24歳 B型 神奈川県

辛いよ。全てに対して辛いよ。

過食嘔吐とは5年前くらいからの付き合い。
学校のテスト、資格試験やアルバイト、それに就職活動で疲れた身体は丸くなっていた。

そんなとき、過食嘔吐を覚えた。
そのとき、「やってはいけない」とわかっていたよ。

でも止まらず、過食嘔吐する時間やお金がなくなり、
過食嘔吐するときは決まって涙を流しながら、喉は胃液で痛くなり、むくみもあった。

もちろん、体力はどんどんなくなった。
心臓が痛いときもあったのにも関わらず、過食嘔吐しなくてはたまらなくなった。

今考えれば、人間関係や仕事や身体的ストレスを解消というか、
汚れたものをリセットするために過食嘔吐していたんだな。

過食嘔吐したあとは、頭がボーっとした。
生理も不順、記憶力もなくなり、仕事に支障がでる、歯周病みたいに歯茎が痛いな。

あと生理前症候群みたいに精神不安定でなくは、イライラするし、食欲にも差があった。

気分は誰かと一緒にいるのなんてムリ。
でも一人でいるとさびしいのかな、また過食嘔吐している。

わがままだよね。

何に対してもやる気はなくなる。
あと発言するのにも、勇気?がいる。

家族にも言えないし、でもこのままではダメってことはわかった。