過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

心の損失 ~孤独な死を意識して~

目に見える損失や体への直接的影響。

それ以上に、過食症は心が先に死に行く病気だということが怖いのです。

過食症を治せなかった場合の10年後、20年後、
どうなっているか想像したことがありますか?

(以下、相談者の方の体験談です)
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女性 会社員 37歳

《お金》
とにかくお金がかかります。
私は過食・拒食の時期が交互に来るのでまだマシですが、過食嘔吐は半端なくお金がかかる。
幸い、売春や犯罪に関わる事はありませんでしたが、家一軒買える位の額を過食に費やしています。

《人間関係》
過食を邪魔されるのが嫌で交友関係が年々狭くなっています。
一人でいると安心、人間関係が厄介になりました。
でも、人は一人では生きて行けません。
これは歳を取れば取るほど実感する事です。
他者と関わりたいと言う気持ちを失ってしまった事が、何より一番の損失だと感じています。

《体調不良》
つい最近、心臓発作を起こしました。
死にたくないと言う気持ちより、これで楽になれると言う気持ちの方が大きかったのは自分でもショックでした。