過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

残念な歯

女性 会社員 37歳 O型 東京都

私の自慢は歯並びでした。

生徒数が1200人ほどのマンモス小学校の「良い歯のコンクール」学校代表に選ばれたほどです。

しかし胃液で歯を溶かし続け、下あごの歯列に2か所2~2.5㎜の隙間ができてしまいました。
一昨年から歯の間に鶏肉などが挟まれやすくなり、昨年にはハッキリ隙間が、そして今はさらに広くなってという感じです。

人と話をするときは歯の隙間を見られている気がしていやです。
以前からの友人とも隙間に気づかれるのがいやで疎遠になりました。

「休日になったら治療相談に行こう」
しかし朝から過食嘔吐「今回が最後、次の休みに行こう」と、、、毎日歯を溶かし続けるのです。

また歯科医に過食嘔吐で溶けた事を見抜かれたり、説明しなくてはならないのかという恐怖心もありました。

治療費についてもいったいいくら必要なのか全く見当も付かず、悪化していくのがわかっているのに逃げていました。

「完治と幸せな笑顔の未来に向かって今できる最大限の努力をする!」

今日相談にいきました。

歯医者さんは私の歯をとてもほめてくれました、「隙間残念だなー」って。
「良い歯だから削るのはもったいないから、歯列矯正やインプラントではなく、様子見の貼り付け型の治療をしていきましょう、治療費も一番安く済むしね」
先生の言葉安堵しました。

まさに「残念な歯」にしたのは私自身、過食嘔吐です。

もうこれ以上歯を悪くしない、過食嘔吐を完治させ可愛く笑うよ。