過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

逃げようとしても

過食症とはうまく付き合っていくしかない。

そういう言葉をたまに聞きます。

でも、本当に、ずっと、付き合っていきたいですか。
付き合っているうちに、ボロボロになっていることに気付いていますか。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 25歳 O型 千葉県

過食症は、本当に怖い病気だと思います。

最初の頃は、大変な病気だなんて思わなかった。
そんなに辛くなんてないし、好きなものをいっぱい食べれていいじゃない、とさえ思っていた。

自分の意思でやめられる、一人暮らしをすればやめられる、結婚すればやめられる、仕事をすればやめられる・・・
そんな期待を持ち続け、淡い期待はいつも打ち砕かれる。

このまま一生病気と一緒に人生を歩んでいくのかな・・・
上手に付き合っていけばいいか・・・

なんて考えたけど、そんなことも言ってられない状態になってしまう。

仕事をしていれば、と思って無理なスケジュールをいれてみても、病気が進むスピードに追いつかれてしまう。
朝早くから仕事、朝食もとれない

昼休みはあるけど、時間ギリギリまで症状
夜は遅くまで仕事。残業にもでる。

帰る頃には、日付が変わるのも近いのに症状
そしてまた次の日は朝早くに仕事に向かう・・・

酷いときはこんな状態。体はフラフラ、なのに症状だけはしっかりでる。
同じことを続けていても、歳を重ねれば体力も落ちてきて生活するのも困難になる。
どんなに病気から逃げようとしても、病気に追いつかれてしまう。

色んなことでごまかしても、離れていってはくれない。
根本から治さなきゃ・・・

本当に怖い病気だと思います。

これを読んで嫌な思いや、怖い思いをした人がいたらごめんなさい。
でも、この病気の怖さは知っておいてもらいたいです。
今辛くないと思っても、後になったら抜け出せない、という可能性もあるから・・・
そんな状態になる前に、回復していって、楽しい人生を送ってほしいです。

みんなで一緒に回復していきたいです。