過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食を治さず臨んだ妊娠で

過食嘔吐を治さずに妊娠したばかりに、あまりにも辛い経験をされる方もいます。

自分だけではなく子供のためにも、病気を治す義務があるのではないでしょうか。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 主婦 42歳 東京都

今私には2才の娘がいます。
私は39才で妊娠をし40才で出産をしました。
俗に言う高齢出産(ハイリスク出産)です。

その上過食嘔吐歴約20年です。
色々不安はありましたがやはり子供はどうしても欲しかったし、さすがに妊娠中は過食嘔吐も止まるだろうと簡単に考えていました。

しかし現実はそう上手くは行きませんでした。
回数、量は減ったものの止まる事はありませんでした。

過食している時も吐いている時も、お腹の娘に“ごめんね、ごめんね”と泣きながら謝っていました…
それでも出産予定日の2ヶ月前ぐらいからは一時的に止まりました。

しかし無事に娘を出産し病院を退院したその日からまた当たり前のように過食嘔吐は始まりました。

もちろん今も子育てをしながら過食嘔吐は続いています。

過食している私を見て“食べたい”としつこく言う娘を怒鳴ったり、早くトイレに行って吐きたいのに、泣きながらまとわりついてくる娘を無理やり引き離したりする事もあります。

娘にはかわいそうな事をしているとは思いながらもやめられないのです…

毎日こんな事をしているにもかかわらず、どうしても2人目が欲しくてせっかく授かった赤ちゃんを先日流産してしまいました。
全て私の責任です…

こんな事を繰り返しながら生きて行くわけにはいきません
1日も早く治したいと思います