過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食症の治療法を知らない

女性 25歳 東京都

◆八王子メンタルクリニック(精神科)

過食嘔吐が始まり約3ヶ月後の診察。
症状は 過食のみ週2~3回、3回に1回は嘔吐あり。

まず、診察の前に受付で問診票を記入。
「この先いいことがあると思えるか? 死にたいと思ったことはあるか?」
というような質問に1~5の数字に印をつける形式。
診察は5~10分程度。

先生から言われたこと。
・食べたいときは我慢しなくていいから、質のいいものを食べなさい。
・鬱と社会不安障害の傾向がある。同じ趣味の友達を作ったらいい。
・女の人は誰だって、やけ食いすることはあるから心配しなくていい。
( 先生の知り合いでも菓子パン8個ぐらい食べちゃう人がいた、とか。)

不安を抑える薬(どんな薬かは曖昧)2種類を処方されました。

自分の異常さを専門の先生に見てもらえる、と期待しすぎたのかも知れない。
診察のあっけなさに内心はちょっとがっかり。

先生は人柄が良く、しっかり患者のことを見てくれる方だと思います。
決して藪医者だとは思いません。
ただ、過食症の治療法がないんだろうと思いました。

その後、3回受診したけれど症状に変化は感じられず。
なんだか逆に申し訳なくなって行くのをやめてしまいました。

※摂食障害の患者さんは良い治療を受けてもマイナスな受け取りをする傾向があります。
あくまで参加者の感想であり、センターの立場とは一切関係ありません。