過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

子供が泣いても

妊娠中の悪阻がきっかけで、過食嘔吐が始まる方もいます。

「子供が出来たら治る」は甘い幻想にすぎません。

(以下相談者の方の体験談です。)
*——* *——* *——* *——* *——* *——*
女性 主婦 29歳 大分県

嘔吐なしの過食をもちつつ彼氏と同棲中妊娠が判明。
いのちがやどった喜びもありつつ仕事と体調の変化に疲れ気味。

つわりも実母にきいていたように酷く、バナナを食べ吐き、仕事中も昼食をとり職場のトイレで嘔吐。

産むまで続くつわり。
食いづわりと嘔吐。
それが嘔吐を覚えてしまいました。

つわりて産後は妊娠前より八キロ減。
維持したいがために産後も普通食嘔吐~過食嘔吐の道順となりました。

産後初めての我が子のかわいらしさに感動するなかでも、過食嘔吐を子供の寝ている間にしていました。

寝ているとき、もしくは主人や実母が子守をしていれば過食嘔吐。
毎日ではなかったものの目を盗んでは過食。

嘔吐の最中子供が起きて泣いて
「泣かないで!すぐいけないのに。早く全部でてこい!!」
と心で叫びながら。

おわって「ごめんねごめんね」と何度謝っただろう。
成長してきた子供、トイレのドアの前で「ままあけて~」と何度言っただろう。