過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

自分と子供の命の責任

妊娠・出産と過食嘔吐
女性 主婦 24歳 千葉県
これから子供を欲しいなと思ってる方に読んでもらいたくて書きます。
私には生後1ヶ月半になる子供がいます。
妊娠がわかったのは昨年の9月。
当時結婚9ヶ月目でそろそろ欲しいなと思っていましたが、
過食嘔吐の症状は相変わらずあり、1日に1回程度でした。
病院へ行き初めて赤ちゃんの姿を見た時に、
「もう過食嘔吐は止めよう」と決めました。
1週間程度症状は出なかったのですが、妊娠6週目につわりがきてしまい、
その時に吐いたのがきっかけになり再発しました。
つわりの症状を和らげようと炭酸を飲んでいたのですが、
それで過食のスイッチが入ってしまい、
結局食べては吐くの繰り返しでした。
安定期に入っても症状は続いていました。
健診の前日に過食嘔吐をし、当日は体重測定が終わるまで一切食べない。
すると先生に「体重管理しっかりできてますね」と言われ、
嬉しくなりました。
でもこんな事が赤ちゃんにとっては良いはずなく、
お腹が大きくなってきた頃には症状が出た後、
胎動が激しい事が多かったです。
きっとお腹を押されて赤ちゃんが苦しいと言っていたんだと思います。
結局出産の前日まで症状は出ていました。
妊娠の経過はよく、切迫流産や早産は一度もありませんでしたが、
産まれてきたときの体重は2800gと男の子にしては少し小さめでした。
産後しばらくは体の自由が利かないことや、
慣れない育児で症状は出なかったのですが
退院後1週間ほどしてまたまた再発。
何度環境が変わろうと、それがたとえ妊娠や出産だとしても
この病気は簡単に消えてくれません。
これから妊娠を考えている方や今妊娠中の方は
自分の子供を苦しめないためにも、
一刻も早く治療や相談を進めたほうがいいです。
自分の命と産まれてくる大切な新しい命、
2つの責任を負わなければなりません。
今、子供の顔を見る度頑張らなきゃと思っています。
でもこの病気は本当に簡単にはいなくなってくれません。
大事な子供が目の前にいるのに症状が襲ってきます。
このサイトで出会えただいすきなみんなと一緒に頑張ります!