過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

体の悲鳴。やめたいのに・・・

自分の思い描いていた人生とは程遠い生活。

過食症に苦しむ方なら共感できる内容ではないでしょうか。

(以下相談者の体験談です)
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女性 公務員 29歳 東京都

過食症になって仕事や家事などの自分の日課をこなすことがとても大変でした。

それまでは、当り前のように、時には楽しみながらやっていた掃除や洗濯、料理ができない日が続きました。

症状がでた次の日は身体が重く、胃痛に悩まされ、動くことができなかったのです。

仕事もミスしないようにと思いながらも集中できていないことが多かったです。

症状が朝からでた日は体調が悪いまま出勤することになり、退勤後はものすごく疲れを感じました。

そのまま眠ろうとしても、「食」のことばかりを考えて、自分の眠りたい時間に睡眠をとることができませんでした。

熱がないならば、どんな状態でも仕事を頑張ろうと努めていましたが、胃痛・腹痛がひどくて欠勤してしまったことがありました。

体調が悪くなった時は、もうこんな身体が辛いのだから、次はしないぞと思うのです。
しかし、また症状がでてしまうことが続きました。

このような状態が続いてほしくないと思い、衝動をコントロールしよう色々試してみました。

好きな本を読んだり、映画を見たり、買い物したり、散歩したり…。
1日の細かな行動スケジュール・日課を前日に書き出す作業をして、次の日にチェック(評価)してみたりしました。

しかし、症状が出てしまう時は、結局自分のできなかったことを再確認してしまうため、自分が能力の低い人間だと感じました。

身体が辛い…、やめたい、でもやめられない。
どうすれば以前のようにあまり「食」にとらわれずにいられるのだろうと悩みました。

もう自分1人の力ではどうにもならないと思い、ここにたどり着きました。
自分の将来を考えて、今できることをしていきたいと考えています。