過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

子育てのストレスから再発

妊娠、出産後の過食嘔吐
女性 主婦 31歳 山形県
私は6年前に、仕事のストレスで過食嘔吐を発症しました。
半年程続きましたが、仕事の忙しさのピークが過ぎたら症状はおさまりました。
妊娠中、出産直後も症状が出ることはなく、
最近まで自分が過食症だということを忘れて過ごしていました。
子供がハイハイをするようになるとだんだんと目が離せなくなり、
自分の時間がなかなか持てずストレスを感じるようになりました。
ちょうどその頃から異常に甘いものを欲するようになりました。
母乳をあげていたこともあり、最初はアイス1つ、ケーキ1つで満足できていました。
しかし、いつ頃から異常になったのかははっきり覚えていませんが、
相談を始める直前は、子供が寝ているすきに家にある甘いものを食べ、
それを食べ尽くしたら、お菓子、残り物のおかず、バターを食べていました。
それでも足りずに、すやすや寝ている子供をおんぶして、
雨の中コンビニへ行ったこともあります。
子供は上着も着せてもらえず、はだしのままで寒かったと思います。
そして帰ったら、おんぶのまま買ってきたものを食べる。
その状態で子供が寝てしまったら、布団に下ろして吐きに行く。
子供が寝なければ、買ってきたパンをちぎって食べさせておく。
そんな生活でした。
食べている時は、こんなに愛する我が子なのに、優先順位が食べ物より下でした。
母親失格です。
それなのに、早く2人目が欲しいと思ってしまうのです。
「治さない限りは産まないこと」
だから、私は必ず治します。
完治に向けて、前向きに進みます。