過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

人生のほとんど

あなたの摂食障害が始まったのはいつからですか。

摂食障害で苦しめられたことは何ですか。

これからも摂食障害で苦しい人生を送りますか。

(以下相談者の方の体験談です)
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女性 自由業 36歳 兵庫県

物心がついた時には過食症が始まっていて食べても食べても満腹感がなく手当たり次第家の中の物を食べている子どもでした。
お父さんもお母さんも仕事で朝から晩まで家にいなかったのでいつでも自由に食べられる環境でした。

中学校になっても寂しさは募るばかりで過食し体重も増えていきました。

高校生になりダイエットをしました。夏休みの1ヶ月半の間に10キロ以上落としました。
喉が渇いて辛くても水を飲むことまで制限しフラフラな状態でした。
ダイエットをして痩せれば楽しく幸せになれると思っていましたが何も変わりませんでした。

また過食する日々へと戻ってしまい、今度は吐くことを覚え過食嘔吐する日々になりました。
大学へ行き就職し結婚して環境が変わっても過食嘔吐は止まりませんでした。

過食嘔吐を治そうと過食しないように頑張ると気がついた時には拒食症になっていました。
40キロあった体重が30キロ代になり体力が落ちそれでも体重を落としたくて食べることを制限し、とうとう35キロをきりました。

ちょうどその頃、お母さんが病気になったので実家へもどりお母さんの介護生活が始まりました。
それと同時に過食嘔吐が始まり現在に至っています。

振り返れば人生のほとんど摂食障害で苦しめられました。

いつも孤独で満たされず息苦しい毎日でした。

今後の人生も同じように摂食障害に苦しめられたくはありません。
穏やかで安定した気持ちで毎日が送りたいです。
食事が楽しめるようになりたいです。旅行へも行きたいです。人生を楽しみたいです。