過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

治療機関の過食症に対しての現状

女性 会社員 30歳 北海道

続きを書きます。
しつこいようですが病院名は控えさせて下さい、お願いします!

4.トラウマを本能の方から治していく、という一回一万のセラピー
ただ座って、体の何を感じますか、熱いとか重いとかって部分はありますか?
…いーえ、さっぱり。
でも無理やり集中して、喉のあたりに石みたいのがあるきがします、くろくてかたくてーとかいったら、詳しくきかれて、もっと感じて下さい、はい、終了。

私はとにかく話を聞いて、トラウマをどう克服したらいいかアドバイスが欲しかったから、合わないし、なんか変な暗示かかりそうで怖くて一度きり。

5.カウンセリングセンターみたいなとこ。
受けたのは一度だったけど、熱心に聞いてくれて、ああやっといいとこにたどり着いたって思った。
でも泣いてくれてハンカチで拭かれた時は、プロの涙だなって冷めてみてたけど。

でもこの後出会う病院を選びました。
カウンセリングって2つ別に受けない方がいいんだって。
ここは話だけで、検査したり病名をつけるとこじゃない。
私はちゃんと自分の病名つきつめて、徹底的に治したかったから。

6.カウンセリングを安く受けれる精神病院。
もうこのとき私は観念して、親には連絡しないでください!って職場に必死にたのんで、なんとかオーケーしてもらい、カウンセリングを受けれる病院に行きたい、と言ったら紹介してくれたのがここ。
ここのお医者さんは今までと違って目がやさしかった。

紹介状もなしに飛び込んだ私の話を熱心に聞き、カウンセリングを希望するとその場で心理士さんをよんで、私の目の前で心理士さんに私の状況を説明してくれたんだけど、それを聞いて、ああちゃんと伝わってるなって。

でも一度カウンセリングで傷ついてたから、ここではなかなか話せなかった。
話す恐怖でおかしくなっていって、閉鎖病棟へ入院。

でもここの先生は、俺から親に連絡しないように言おうか?とか、入院でやむなく親に連絡するときも、直接あわないようにしてくれた。
そして閉鎖病棟へ…

ここは重傷の人が多くて、変な悲鳴とか、いるだけでこわかった。
でも看護士さんは親切で、何度も勇気づけられた。

でも一回目と違ってみんなとわいわい楽しく、とはいかずとにかく暇だった。
症状が軽くなり解放病棟へ。
ここも怖いヒトが多かったし、看護士さんは仕事するだけで相談はしないってかんじで、自由は増えたけど居心地は悪かったな。

カウンセリングは、おかしくなってた時は一方的に話したいことが多くてよかったけど、アドバイス的なものはほとんどしないしくみみたいで物足りなかった。最後の方は話すこともなくなり沈黙…

話すまで時間がかかったから、十分時間とってくれる、っていうのは必要だったな。
話を聞いてほしい、それにはやっぱり普通の診療じゃ無理でした。
良くなかったのは、お医者さんの診察の少なさ。ぜんぜん捕まらない。

退院してからわかったんだけど、全く違う病名疑われてたから薬が全くあってなくて、副作用で薬漬けの人みたいな目になってたみたいだしすごい具合悪かった。

でも先生はよくなったでしょ?仕事いっていーよって…イヤ、もつと思えないんですけど。上司も不安顔。

サイトで自分が飲んでる薬調べて、副作用いっぱいでてるとかこの病名じゃないとかわかって、頼み込んで2つ減らしてもらったら突然体調回復。
入院中に気づいてよー、しんどかったんだからー、と思いつつお医者さんまかせじゃいけないと思ってしまった。
でも薬減らしてください!とかって全く聞いてくれない先生も多いみたいだし、信頼…というか相性がいいかな。
今もここに通院してます。

過食症で治療受けたのは大学病院だけだったけど、根本的な治療を受けられるほど、まだ医療はすすんでないんだろうなって思う。
食べるな、はい薬。
終わり。

体の中に合併症がでてないかの検査とか、こういう症状がでるんだよって知識とか、あの時教えてもらえていたら…
もっと都会には進んだ病院があるのかもしれないけれど。

※摂食障害の患者さんは良い治療を受けてもマイナスな受け取りをする傾向があります。
あくまで参加者の感想であり、センターの立場とは一切関係ありません。