過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

幸せ?に思えた

たくさん食べても吐けばやせられる。

やせたら、好きな服が着られて恋人もできて・・・
一時の幸せを感じるのかもしれません。

しかし、その代償はとてつもなく大きいといっても過言ではないでしょう。

(以下相談者の体験談です)
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女性 主婦 35歳 大分県

18歳で過食嘔吐を覚えた。
テレビの何かで吐けば痩せるみたいなのを見たか聞いたかで始めた。
当時、身長156センチ、体重65キロぐらいだったかな。

短大に進学して、一人暮らしを始めて、過食嘔吐にいい環境だった。
1日2、3回で過食費は500円ぐらいだったと思う。

どんどん体重は減っていったので、過食嘔吐を止められなかった。

痩せて、可愛い服も着れるようになって世界が変わった気がした。
彼氏も出来たし。幸せ?に思えた。

卒業して、実家に帰って仕事を始めても治らなかった。
体重が増えたくない一心だったと思う。

小さい頃から、ぽっちゃり・太かったのがコンプレックスだったから。
この体重を維持出来なかったら、周りから嫌われるって思い込んでた。

仕事のストレスや家の居心地の悪さから、不倫を繰り返してた。
その罪悪感を消すためにも過食嘔吐を止められなかったかも。

一日、何か食べて吐いてないと気持ちが落ち着かなかった。
一度だけ、1週間ぐらい何も食べれない日が続いた。

うつ病で病院に通ってた時だったから、1ヶ月入院ってことになった。
そこでも食べ始めれたら、嘔吐があった。

この18年過食嘔吐と離れられずにきた。
でも、2人目の子が生まれて3ヶ月・・どうにかしたいって気持ちになった。