過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

誰にも会いたくない地獄の毎日

女性 会社員 23歳 石川県
私の過食は、今から3年前の、大学2年生のときに始まりました。
それまで、けっこうきちきちのダイエットをしていたのですが
(一日の摂取カロリーは1200~1800kcalを厳守)
あるとき、ストレスから、
「今日だけ、いいじゃん」と思って、コンビニで、いつも禁止してる
お菓子を2、3個買って家で食べました。
すっごくおいしくって快感だった。
最初はそんなかんじだった。
それから、ストレスを感じるたびに、ドカ食いをするようになった。
隠れて食べてた。
だんだん体重が増えてきて、ものすごい憂鬱になった。
だれにも会いたくなくて、自分が醜くく思えて、
引きこもって、また食べた。
普段ならありえない量のお菓子を思いっきり食べて、
自分を痛めつけて、どこか満足してた。
でも、食べた後は地獄だった。
死にたくなった。
もう自分がどこにあるのかよくわからなくなってた。
一回の過食費は数百円から、今では千五百円に。
過食の頻度も、一ヶ月に数回から、今ではほぼ毎日。
でも、希望は捨ててない。
治ることを、決して諦めてない。
過食を経験して、「自分を愛することの大切さ」を知った。
まだ、完全には自分を愛せていないけど。。
少しずつ、少しずつ。
自分との絆を深めていきたいよ。
縁あって生まれついたこの命。
無駄にはしたくないんだ。