過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

幸せな筈なのに

たくさん食べても吐けば太らない!

軽い気持ちからはじめた過食嘔吐が、
自分の人生を大きく変えてしまうなんて、思いもしなかったことでしょう。

(以下相談者の体験談です)
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女性 主婦 32歳 神奈川県

発症は15年前、お菓子を食べ過ぎた後に高校の先輩をマネて吐くことを覚えたのが始まり。
『お菓子を好きなだけ食べても太らないなんてラッキー♪』なんて軽く考えていた。

就職後は自由になるお金が増えた事と社会人になった事による新たなストレスで、過食はストレス解消目的に。
すでに吐く事に慣れていたので太る事もなくどんどんエスカレート。

結婚・出産しても改善はみられず。
優しい夫と3人の子供達、社宅から一軒家へ引っ越しと幸せ一杯の筈なのに…
ストレス解消の手段と思っていた過食に、いつの間にかどっぷり依存してしまっていた自分に気付く。

気付いても止められない。

パートの給料で足りなくなり、家計簿をごまかし夫の給料から過食費を捻出してまで過食する自分を責め、騒ぐ子供たちをただ怒鳴りながら逃れる様にまた過食。
マトモな思考や判断なんて過食中は吹っ飛んでいる。

子供を保育園へ預け、職場に向かう途中菓子パンやお菓子を頬張り、時間を気にしながら駅のトイレで必死に嘔吐。

帰りも職場から何かしら口に頬張りながら保育園→帰宅し。帰宅前に過食用の食べ物を買い込んで帰る事もしばしば。子供が小さい事と夫の交代勤務を良いことに夫の目の届かない時はほとんど食べまくり、そして吐きまくった。

共働きなのに貯金が一向に増えない。私は常にイライラしてまともに家事も子育ても出来ない。
このままではせっかくの幸せな家庭を自ら壊してしまう…。

過食嘔吐は自分の心と体だけでなく、自分の大切な存在さえも脅かす恐ろしい病気です。