過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

育児ストレスから過食へ

出産、育児と過食
女性 主婦 30歳 愛媛県
私が過食を発症したのは育児ストレスからです。
子供とずっと2人での生活。
夜には主人が帰ってきますが、
主人が帰るまでの時間はやはり思っていた以上に長くて・・・。
自分の思い通りにいかない生活に、イライラして過食になっていきました。
過食は、子どもが眠っていても起きていてもしました。
眠っている時は「まだ起きないで!」って思い、
起きている時は「静かにしてて!」っていう思いでいっぱいでした。
過食中は自分のことしか考えられなくなっていました。
買ってきた食べ物を食べ終わると、続いてお菓子を手作りしてまで食べました。
クッキーを焼く準備中に子どもがぐずり出しても放っておいたこともあります。
そんな自分が嫌で「なんて駄目なママなんだろう」って感じつつも
過食を止めることができませんでした。
今回このサイトに出会って世代間連鎖のことを初めて知りました。
子供はまだ7ヶ月なので何も分からないだろうと思っていましたが、
もう子供なりに十分感じているのかもしれない。
子供は私が夢中で過食している姿をずっと見ています。
お菓子を作っている時は甘えることを我慢したり、
ママに気を使っているのでしょう。
そして例え見ていなくても、抱っこの最中に食べ物のことばかり考えている
私の状態を子供も感じ取ってしまうんだと気づきました。
これが続くと、子供も私と同じように過食症になってもおかしくない!
ゆっくりでいいから、絶対にこの病気を治して
子どもと主人との生活を楽しく幸せなものにしていきたいです。
過食症の怖さを知ることができて、本当に良かったです。