過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

何度涙したのか

最初は軽い気持ちで始めた過食嘔吐。

おそらくこんなことになるとは想像もできなかったのでしょう。

(以下相談者の体験談です)
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女性 主婦 32歳 長野県

嘔吐してると顔がてきめんにむくんでくるのがわかる…鏡を見ると大きい顔が(自分ではそう思っている)更に大きく唇もタラコ状態…旦那が帰宅したら指摘されるのが怖かった…。

ある朝突然,耳下が腫れていて後々に過食嘔吐が原因だとわかったが,その時は痛いし痒いし顔の面積が大きくなって外へ行くにも顔半分マフラーで隠してた(冬の時期で良かった)腫れがひくまで2週間くらいかかったと思う。

7年位前に撮った子供との写真がある…その写真を撮った前後ははっきり覚えてないが連日過食嘔吐していたのは間違いない…私の顔はひどく肌荒れしていて顔をむくんでる…なのに写真撮るからって無理して笑ってる。

今でもその写真を見る度に胸が苦しくなる。

その頃は字を書こうとすると手が震えてまともに書くことが出来なかった…数分前の自分の行動も思い出すことが出来なかった…
当然 友人と電話での会話も何を話したのか覚えてないコトが度々あって覚えていない自分にイライラした。
運転中も赤信号なのに通り過ぎてハッ!としたり…。

今 覚えてるだけでも恐ろしい症状が出てるのにも関わらず,私は過食嘔吐がやめられず…
自分では止めたかったのに止められず何度過食しながら涙し嘔吐しながら涙したかわからない…

でも…

こうして病気の怖さを知り自分の過去の行動や状態をわかっていても見ないふりをせず見つめることで、これからの長い人生を明るく生きてく為には避けてはいけないことだと思います。

そして決して自分を責めない…

だってその時の私はそうでもしなきゃ息していけなかったんだもの…。

でもこれからの私は違う道を歩いて行きたいしそうすべきだと思っています。