過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食の苦しみ

過食の衝動を我慢できないのが「過食症」という病気です。

過食で苦しんでいる人たちは、甘えで食べているのではありません。

苦しくて、やめたいのに、やめられないのです。

食べることが生活の中心になり、体がぼろぼろになっても、意思で止めることはできません。

過食は意思が弱いからではありません。

甘えでもありません。

一番苦しいのは、過食症の方本人です。

(以下相談者の体験談)
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女性 20歳 静岡県 無職

食べることを楽しめなくなった・・・。
食べることが恐怖。食べ物を見たくない。
けれど、食べ物は、何処にでもある。
食べたくないのに食べてしまう。
止めたいのに止められない。
体重も増え続け、コレステロールも上がり、脂肪も増え、
肥満と病気への道へ一直線に進んでいる・・・
そう分かっていても食べ続けてしまう。
止めることが出来ない。
気持ち悪くて、吐きたくて、動けないのに、
口に押し込み続けてしまう・・・
生活の全てが食べることが中心・・・
やりたいことが何も手につかない・・・
集中力も低下して、何も集中できない・・・
常に頭は食べ物のことばかりで、
過食と体重増加の毎日・・・という現実がそこにあるだけ
適量で止められない、皆と楽しく食事が出来ない・・・
食べ物関係のことから避けようと思ってしまう・・・
どこに行っても食べ物で溢れている今の時代に
そんなことは難しいのに・・・
だから苦しい。過食症になってしまった自分が・・・
普通だった自分に戻りたいよ・・・
なんにもなくてもそれで良かったんだ・・・