過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

再発するなんて思ってもいなかった

女性 会社員 26歳 神奈川県
私は現在、過食嘔吐歴10年になります。
その間、長い年月止まっていた経験がありました。
この病気は再発するなんて、私自身全く思っても
いませんでした。
私が過食症になったのは高校2年生の時でした。
学校のカリキュラムで海外にホームステイに行った
ことで体重がとても増えたことにより、
ダイエットを始めたことがきっかけです。
その時の体重が今までの私の人生の中で最大の体重でした。
一度体重を気にし始めた私は毎日体重計に乗り、
ご飯を食べては計り、一日中食べ物のカロリーを
気にしてることの繰り返しでした。
ほどなく理想体重に近づいた私は、今度はご飯を食べる
ことで体重が増えることが怖くなり、過食嘔吐へと
走りました。
結局、この当時は過食嘔吐への罪悪感が今よりは
強かったので、その時の体重に無理矢理納得を
するような形で徐々に過食嘔吐の回数を減らしました。
大学に入ると新生活が始まり、忙しさのせいか
何故か過食嘔吐の症状は全くなくなりました。
毎日三食食べ、普通に生活を送れていました。
今思えば特にストレスもなく体重も維持が出来ていて、
不規則な生活を送ることもなかったからかも
しれません。新入社員までの5年間は全く過食症の症状は
現れませんでした。
自分の中では治った、治らない、のジャッジはなく、
既に過食症のことなど忘れていたほどです。
しかし社会人2年目に入った頃、残業は毎日増えるばかり
で不規則な生活に加え、夜遅くに食べる晩御飯が
体重増加に繋がり、またしても体重が気になり出した
私は過食嘔吐が再発したのです。
高校時代の頃よりも収入が増えた分、過食する量も
圧倒的に増え、どこか買い物に行く度に食べ物のことを
考えるようになりました。
仕事柄、食べ物に携わる仕事だった為に、
尚更だったのかもしれません。
家に帰っても食べ物以外のことが頭から離れなくて…
この時の私は経年増加だという認識もなく、
食べる量が増えて過食嘔吐する時間も長くなった
なんて思ってもいませんでした。
過食の症状は一度止まったからといっって
必ず治るとは限らない…とゆう恐ろしさを
私はセンターによって学びました。
実際の私はセンターに出会わなければ経年増加なんて
考えてもなかった。
擬似停止期間だなんて思ってもみなかった。
再発した当初はきちんと治ったと思いたかった。
でも現実はそんなに甘くはなくて…
センターに出会った私は今度こそ、この病気と本気で
向き合いたいと思います。
大好きなみんなとなら頑張っていける気がするから…
長い文章で表現が上手くないけれど、
読んでくれてありがとう。