過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

誰といても、孤独だった

女性 無職 24歳 三重県
ダイエットがきっかけで発症は14歳の時。
初めは拒食症になった。修学旅行で撮る写真に、
痩せてかわいい自分で写りたかったし、当日の彼氏
(後の旦那。別れましたが)や、彼氏の周りにも完璧な
彼女だと思われたい気持ちや、彼氏の彼女で居続けるプ
レッシャーからダイエットはどんどん過激になる。
カロリーを以上に気にしたり、徹底した一日の過ごし方。
完璧にこなし、身体はフラフラでもダイエットハイで
気力はモリモリ。
…が、四ヶ月後くらいから、過食になる。
食べても食べても満たされない。
やばい、リバウンドしてしまう…。
そう思っても止まらない。。
吐くことは当時出来なくて、何日か食べ続けた後で、
必ず絶食し、体重をコントロールする。
受験のストレスも重なり、中学卒業にむけて、
過食はどんどんエスカレートする。
この頃から痩せた自分へ以上なままの執着心が有りすぎて、
引きこもりがちになった。
友達は多くて、いつも誰かと一緒にいたが過食する時は
いつも適当に嘘をついてごまかした。
だんだんと心の中に、疎外感が強くなる。
高校も厳しいだけで楽しくなく、登校途中でコンビニに寄り、
駅や路地で食べながらよく欠席し、いつも一緒にサボって
くれる奴はいないかと孤独になる。
嘔吐もこの頃から覚え、精神的にも限界が来て休学。
食べ過ぎて吐けない状態で病院へ行って、
原因不明で検査入院。自分の意思で食べてしまうと
誰にも言えず、辛い検査をしながら入院2ヶ月。
食事はほとんど摂らない。
たまに売店で買いまくり、風呂場やトイレで隠れて
吐いていた。
退院後から家にいれば過食してしまう気がして、
ほとんど外で遊んだ。
彼氏や友達と過ごしている時だけは異常な自分を
隠せれる気がして、でも誰といてもいつも孤独だった
気がする。
そんな生活をしながら親とすれ違い、反抗し、
家を出て彼氏の家に入り浸る。
…17歳で妊娠、18歳で出産する。
子供を授かり、結婚すれば病気は治ると信じれたから…。
でも妊娠中も出産後にも過食嘔吐は続いた。
いつも不安で孤独だった。
元旦那もまだ若く、遊び盛りだった歳だったし
ギャンブルや遊びが酷く、だらしない生活だったのが
ストレスとプレッシャーになる。
お金に困り、身体を売ろうとする(19歳の頃)
その頃出会った車屋の人と不倫関係になり、
逃げるように嘘をつきまくり、離婚する…。
嘘がバレて信用を失い、友人を全員失う。
離婚後1年くらいで今の彼氏と付き合うが、
不安定な関係。