過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

「痩せるため」だけのはずが

女性 会社員 32歳 青森県
そろそろ、自分と向き合わなくては。
些細なことだったと思う。
好きな人に
「もう少し痩せたらかわいくなれるんじゃないの?」
その言葉に、ますますダイエットにのめり込んで行った。
ある日、周りの「吐けば太らないんじゃない?」
の一言に、「そっかー!!!いいこときいたー!!!」
その日、初めて、好きなだけ食べて、吐いてみた。
なんとか上手に吐けた。翌日の体重も増えていない。
あたしは無敵の方法をみつけた。
3~4日に1回が今ではほぼ毎日。
多い日は、日に3回と増えた。
そして、過食嘔吐は、いつしか、痩せるためというより、
ストレス発散、快感にすらなっていた。
私に足りないすべてのものを埋めてくれる、
魔法になっていたんだ。
孤独感、空虚感、憎しみ、不平、不満、
私を置いて行った両親からの得られなっかた愛情。
全部を満たしてくれる。
過食をして、幸せになったあたしが、
奥底で私の足を離さないのだ。
今まで気づかないふりをしていた。
気づいたところでどうしようもないし。
だけど、ようやくそんな自分と向き合う気になれた。
それだけでもよっかた。
ここのみんなが背中を押してくれているんだね。
     
ありがとう。