過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

環境が変わっても止まらない過食嘔吐

女性 学生 28歳 O型 埼玉県
初めての過食嘔吐は一人暮らしとなった大学1年生でした。
当時サークル活動でするすると体重が勝手におち、やせることを望んではいませんでした。ただ胸が非常に貧弱で、骨盤の形状から腹部に脂肪がたまりやすいという劣等感がありました。2週間に2-3回程度だったと思います。
それがいつの間にか親から送られてくる大量の食料が1日でなくなるようになり、送ってきた中にお菓子(過食用)がないと電話で苛立ちをぶつけるようになっていました。
間もなく生理が止まり、婦人科に通うようになりました。
毎日2-3回症状が出るようになり右手の甲にタコができました。大学の保健室で見つかり、精神科を紹介されました。しかし受診したその日でも症状がありました。
就職試験勉強中は弱い抗うつ剤を処方されましたが、結果は同じでした。
下剤も大量に購入するようになり、今から考えると食費と薬代で相当な額であったと思います。
就職し、一時期集団生活があり症状が1ヶ月に2-3回と治まりました。しかしまた一人暮らしとなり、不規則な勤務形態と仕事の特殊性もあり、休日は自宅にて一日中TVの前に座り込んで繰り返していました。途中車での買出し先で、ガスのつけっぱなしに気付き青ざめたこともありました。夜に遠距離恋愛となった彼からの電話があっても出ず、友人の誘いも何かと理由をつけて断り、一人で部屋にこもっていました。実家での温かい雰囲気があっても、結局同じ症状が出てしまっていました。
結婚し環境が変わり、今度は限られた時間で追いたてられるようにまとめてしていました。学生となり収入が激減してからは、週3回程度バイトの後にするようになりました。
相談直前までは「普通に食べたいのに、何故止まらない」ということに苦しんでいましたが、掲示板を知ってからは不思議と衝動がおきてきていません。もう二度とこの10年のような生活を繰り返したくないし、一人でも多くこの病気の苦しみから脱却してほしいです。
みんなが幸せになりますように。みんなの中にある幸せのPowerが本領発揮しますように。
みんな大好きです!