過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

軽い気持ちで始めた嘔吐が・・・

女性 学生 21歳 AB型 広島県
私は過食暦5年です。
初めて、過食嘔吐したのは高校2年生のとき。
テレビで過食症の人を見て、私も吐いてみようと思ったから。
一日一回、お風呂で吐いていました。
気づいたら、毎日のように吐いていて、外食して食べすぎたときも吐くようになりました。
大学に行くと、一人暮らしで家から解放されたことで一時停止しました。
しかし1年の秋ごろに、部活とバイトのストレスからまた始まってしまいました。
前よりも量、回数とも増え、買い物カゴ山盛りにお菓子や菓子パン、惣菜を買い、それを3回くらいにわけ、食べては吐きを繰り返していました。
バイトが終わった後も、コンビ二で買い込み、まかないと一緒に食べて、深夜に吐いていました。
むくみがひどく、時々血を吐くこともありました。
そして、1年が終わるころにまた停止。
次に再発したのは、3年生。
春は1ヶ月程度で治まったのですが、10月の終わりごろから再発して現在に至っています。
回数は変わらないのですが、一回に食べる量が3倍近く増えたことによって、過食費は3倍、拘束時間が5倍くらいに増えました。
このころから過食嘔吐のことで頭がいっぱいで、友人とご飯を食べていても心ここにあらずの状態が多くなってきました。
できないときはイライラして、いてもたってもいられなくなって依存症のようになりました。
これまでは、授業をサボったりということはなかったのですが、授業にもいけず、1日中過食嘔吐に明け暮れることが多くなりました。
体重も一気に8キロ増え、人に会うのもいやになり、さらに学校に行き辛くなりました。