過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

気付いたら11年

女性 無職 31歳 O型 岐阜県
私にとっての過食嘔吐のピークは、2年前になると思います。
最初は過食だけでした。
社会に出て働きだして、職場の控え室には、いつもお菓子が置いてありました。
甘いチョコレート類やお饅頭、スナック菓子、何でもあって食べ放題でした。
ストレスもあったし、惰性でいつも職場のスタッフにつられるように仕事が終わると食べていました。
そうして、それが癖になっていきました。
だんだん足りなくなり、自分で仕事帰りにお菓子を買って帰るようになりました。
そして、そのうちお菓子では足らなくなっていきました。
そのころは、一人暮らしで誰の目もなく欲望のまま、やりたい放題でした。
そのころは、もう吐くことも覚えていました。
顔を覚えられるのが嫌だったけど、毎日コンビニを2~3件、スーパーをはしごして、自転車のかごと両方のハンドルに買い込んだ袋いっぱいのお菓子、お弁当、パン、お惣菜、アイスやプリンなどのデザート類をぶら下げて家に帰りました。
家で一人お腹いっぱいになるまで食べて、トイレで吐いていました。
最初は1日1回でした。
でも、吐いてお腹が空になって2~3時間たつとまた空腹感がやってきて、また過食嘔吐をしていくうちにどんどん回数が増えていきました。
2回が3回4回と。。。
1回目より2回目のほうが、血糖値が下がっているせいか食べる量が多く、そのころは、なにを食べたら吐き易いのかも分かっていました。
最初の方は、仕事が終わってからだったのが、勤務が3交替で不規則だったこともあって、仕事前にも時間があるとコンビニまで行って、過食嘔吐してから出勤していました。
ご飯代わりだったので、だんだんやせていきました。
もともと太っていたところ、過食だけをしてさらに太っていたので、ダイエットと一石二鳥くらいにしか考えていませんでした。
仕事のストレスから鬱病になり仕事を辞めても、今は、痩せた体型を維持したくて、過食嘔吐してしまう毎日です。