過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

過食症になって

38195 過食症になって 2006/11/25 19:47
女性 会社員 32歳 A型 大阪府
過食症になったきっかけは高校生のときに「モデルさんは食べても吐くらしい」とい事を知って、
「やせられるなら」という安易な考えからでした。
それからズルズル続いてしまい、始めは「まさか自分が過食嘔吐の病気だなんて」と
なかなか自分の病気が受け入れられなくて向き合う事をしませんでした。

数年たった時に、イライラしたり寂しい気持ち(今から思えば)になったときに、
コンビニへ行って大量に食べ物を買い込み一気に食べ、それを吐いている自分に気づきました。
そのころは、家族も誰も知らないように隠れ食べ隠れ吐きをしていました。
しかし、「やはり自分はおかしい」と感じ始め心療内科へ診察を受けました。
自分の中で「これでやめられる」と感じたのもつかの間、処方された薬(ルボックスだったと)で
気分がハイになりすぎ、逆にその気分を自分以外の人の前で抑えてる事がストレスとなり、
全然改善されませんした。
その後、違う心療内科へ何軒か診察を受けましたが、薬で体がだるくなったり、脱力感があったりと
仕事がままならない感じになったり、変な夢を見たりとしましたが「これは治るための副作用だ」と思いがんばりました。
しかしある医師に「薬では完全には治らない、後は根性論になるからある程度は自分で我慢する努力も。」といわれ、
「自分は根気がなく、薬で治そうと甘い考えをしている」と思い自分嫌になりました。 
薬じゃなく、カウンセリングも受けました、そのたびに気持ちがすっきりするのでわなく、
「このカウンセラーも聞いてくれてるけど、この人過食症なんだ、贅沢病だね食べられなくて世界中では死んでいる人が居るのに」って
内心思っているのだろうって自分の中で思ってしまって、経済的にも通い続けることが出来ませんでした。
そのときも「やはり自分はだめなんだ」と思って何度も「死なないと直らない」とも思いました。

結婚しましたが、そのときも「結婚すれば家計もきちんとしなければいけないし、過食嘔吐なんて出来ないし、主人にばれるからやめられる」
と自分でも少し自信をもっていましたが、全然逆効果やはり隠れ食べ隠れ吐きをしました。
主人には結婚してから2年くらいたってから打ち明けましたが、そのことが逆にプレッシャーとしまい心ではいつも
「誰か助けて!」って叫んでいるけど、「こんなことで誰かに助けてもらおうと思うのは甘ったれてる、自分で招いたことは自分で治さなきゃ」
って思う気持ちとぐちゃぐちゃになってしまいました。
そのころ主人は「浄霊」というものに興味を持ち、私にも「そういうことは、霊的なものが関与しているから浄霊すればよくなる」
といわれ、何十万とお金を支払いしましたが、全然良くならず益々良くならない自分を責め、嫌になりました。
その後、妊娠もしましたが流産してしまいお医者さんは「原因不明」と診察されましたが、私の中では「過食嘔吐が原因」だと思います。
結婚生活も主人が身体の事情で会社を辞めてから私が家計をすべて支えることのなり、
2年ほど朝から晩まで働き家事をする生活をしながらも、過食嘔吐は体が疲れていてもしていました。
完全にストレス解消の目的になってしまっていました。
そんな生活をしていて、やはり主人ともギクシャクし始め、離婚してしまいました。

離婚したときに主人が私の両親へ過食嘔吐していることを話したようでそのときは、ショックで泣き崩れました。
しばらく実家で過ごしましたが、両親は私の過食嘔吐のことで私を攻めることも、話をすることも母以外は無かったのですが、
私の中で「申し訳ない」という気持ちでいっぱいになり、1年ほどで一人暮らしをはじめました。
現在、一人暮らしを初め半年以上経つのですが、そんな気持ちから開放されて少しは改善されると気持ちを新たに生活しはじめましたが、
今度は、一人の寂しさと、仕事のストレスで回数は一日1回~2回ですが以前より、食べる量が増えてしまいました。
自分でももうどうしていいか分からなくなっているのが現状です。

かなり長くなりましたが、この掲示板へめぐり合えたことが良い方向へ行く結果になるかどうかも、
私自身の気持ち次第だとは思っていますが、すぐに「もうだめだ」と思ってしまう癖が付いてしまっているので、
今は、また挫折してしまうのでわ・・・と自分に対する不安でいっぱいです。