過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

寂しそうな子供に気付けない寂しそうな妹

女性 無職 24歳 B型 東京都
私の妹も同じ過食嘔吐の病気を持っている。
でも妹には2歳半になるかわいい子どもがいる。
妹は私と同じ7年前 家族全員に告知した。
でも 3年前子どもができた時家族には「病気はなおった」ってうそをついて生きて行くことを決意し実行している。
子どもができた時アヤ(妹)は産みたいって気持ちの反面悲しみと不安が大きすぎてお腹に子どもがいるのに不安にかられながら吐く恐怖におびえながらグレープフルーツやウメボシを泣きながら大量に食べていた。
辛すぎるきもちは心から理解できた。しかしアヤは産むことをえらんだ。
そして 過食嘔吐をしながら子どもを育てることも、、、
お腹がだんだん大きくなるに連れ不安もどんどんどんどん大きくなったアヤは常に不安だった。
『普通の子うまれるかな?変な子うまれないよね??』ってずっと言ってた。
アヤは、私だけしか解ってもらえないって事を解ってたから
元気な子どもが生れた時嬉しいって事よりもほっとしているアヤがいた。
それと同時に過食嘔吐をしながら子どもを育てると決意を固めたアヤがいた。
今アヤは仕事をし家事をし子育てをし家族にうそをつきながら過食嘔吐を毎日している。
もう病気の事を考えないようにしているんだ。
ただ前を見て前だけを見てそこにあるものをこなしていっているんだ。
可愛いこどもと大好きな旦那の為に。
お兄ちゃんの子どもの2さいの誕生日だった。
アヤの家族もきた。はじめはみんな楽しんでいた。
でもたくさん食べるにつれ吐く事しか考えていないアヤがいた。
私だけがわかるアヤがいた。
空をみて焦っているアヤ、
吐くために外に出るうその口実を考えているアヤ、
子どもがかわいいと思えなくなっているアヤ。
旦那が心配そうにあやを気にしている事に気付く事ができないアヤ。そんなアヤがいた。
アヤは毎日2かい公園で吐いている。
辛すぎるよね。そんなアヤを気にしてとっても寂しそうな顔をしている子どもにも気付けないアヤが可哀想だった。