過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

子供が出てこないように・・

主婦 32歳 A型 鹿児島県
私は妊娠中も最初から最後まで過食嘔吐が止まりませんでした。
してはいけないと心の中では分かっているけれど、どうしてもやめられませんでした。
4ヶ月の後半からおなかに変化が出始めました。
なんだか下がってきたような感触でした。
5ヶ月目に入り、入院生活が始まりました。
毎日、個室で1日中お腹の張り止めの点滴をし、寝たままの生活をそれから4ヶ月続けました。
もちろんお風呂やシャワーは厳禁でした。
家に帰ることも出来ず孤独な毎日でした。
そんな状況なのに、どうしても過食嘔吐は止めることが出来ませんでした。
持ってきてくれるお見舞いの品々を、一人でこっそり食べ個室にあったトイレに入る。
入院してもそのような状況だったので、7ヶ月目には完全に胎児の頭が子宮口に下がってしまい胎児の重ささえ計ることが出来なくなってしまいました。
7ヶ月目からは、陣痛が始まるようになり、いつも自分で胎児が出てしまわないように締めていました。
お腹には、毎日1回張りや陣痛を調べる機械を巻きつけ、モニターとにらめっこしていました。
8ヶ月目に胎児の重さが分からないので、生まれてしまい、胎児が未熟児だったときのために
それに対応できる国立病院に移送の準備が始まりました。
9ヶ月目に入り、何とか今生まれても大丈夫ということで、点滴をはずしました。
そして、点滴をはずしたその夜に出産しました。
9ヶ月目に入ったまさにその日でした。
毎日陣痛があったので、これが陣痛だと分からずのスピード出産でした。
今思えば、流産せずに、ましては五体満足で生まれてきた子供に感謝です。
 
現在妊娠2ヶ月つわりも始まりました。
今回は、息子のためにもお腹の子のためにも絶対に完治させ同じ過ちは繰り返さないようにがんばります。
このメッセージが皆さんの役に立てば幸いです。