過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

タグ : 入院

やめてしまった病院通い

女性 学生 18歳 O型 福島県

摂食障害と診断されたのは14歳の時、体重が20キロ代まで減り
母親に近くの総合病院の小児科に連れて行かれたのが始まりです。

このままでは危険なので、即入院ですと言われた時は
とうとう来たかとその場を逃げたい反面、あぁ病気だったんだな…と安心したのを覚えています。

だから入院するときのわたしは抵抗するわけでもなくとても冷静でした。

入院したら食べられるだろうと言うのが最初の気持ちでしたが、いざ目の前に食べ物がくると食べられませんでした。

こうしている間も点滴が太らせてると考えると
ベッドの上で無駄な動きを沢山し、1日に何度も病室と体重計とを往復していました。

今考えると有り得ません…。

結局、1週間ほどで退院しましたが、それからは心療内科に通院しながら
カウンセリング等の治療をしていくようになりました。

初めは箱庭という治療法をし、それからカウンセリング、診察の順でした。

症状が過食に移行してもそれらの治療は変わらず、過食が酷いんですと言っても回復期だからと流されてしまい、回復期から過食嘔吐に移行しても、どうしてくれるわけでもありませんでした。

薬も処方されましたが、体質に合わず飲むのを辞め、しまいには病院へ行くことさえも辞めてしまいました。

それから1年後、頼る場所が無くなったわたしは
また同じ病院に通院することになりました。
しかし症状は変わらず、ネットで見付けてここに連絡をしようと思いました。

無料相談では、病院では過食を止める方法がないこと、薬では治らないこと、過食を回避するために予定を沢山詰め込んでも良くならないことを聞き、あぁ、わたしの意志が弱いからじゃないんだなと、少し安心しました。

過食はすぐには良くなりませんが、気持ちの面では少しゆとりができたようで嬉しいです。

今回の無料相談をして今後の生活が少しずつ変わっていくことを願います。
この病気の恐ろしさをこれからも体験していくなんて絶対に嫌です。

治したい。

この気持ちを忘れないでがんばります。

※摂食障害の患者さんは良い治療を受けてもマイナスな受け取りをする傾向があります。
あくまで参加者の感想であり、センターの立場とは一切関係ありません。