本当はこわい。過食症と過食嘔吐

センターの相談を受けた方に過去の体験を綴ってもらいました。専門スタッフによる「過食が止まる無料相談」も行っています。

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増えていく症状、蝕まれる身体

女性 会社員 36歳 O型 東京都
はじめて意識して吐いたのは、膵臓の手術で入院しているときでした。
腸閉塞をおこして再手術をした後、
水分を摂取すると胃袋に水が溜まり体調が悪くなります。
水が溜まると腸に落ちていかなくなり、
最終的には自分で吐くか鼻から胃袋にチューブを入れて吸い取ってもらうしか有りません。
この頃から、胃に一度入ったものを吐くという行為が癖になったように思えます。
退院してからも手術の影響で胃袋が小さくなり
以前よりも食べられなくなっていました。
また消化力も落ちている為、胃の中の食べ物がいつまでも胃袋に残っています。
それが気持ち悪いのと、小さくなってしまった胃袋のキャパはすぐにいっぱいになるのとで、
我慢が出来なくなりました。
吐いたら気持ち悪いのが取れる、そこから私の嘔吐が癖になって行きました。
また、退院当初は46kgだった体重は回復とともに段々増加していきました。
それは当たり前のことなのですが、
増え方が急激だったのと50kgを越えたあたりから不安でいっぱいになり、
以前は食べすぎてしまったときにげっぷするとこみ上げてくるものがある程度から、
無理矢理指を突っ込んで吐くようになり、
それが1週間に2,3回くらいから毎晩になっていったのは、2年前くらいからだったと思います。
いったん胃袋に入ったものを下腹を拳で殴りながら指をのどまで突っ込んで嘔吐する。
そんな時ただただ、胃の中をからっぽにしたいという気持ちでいっぱいでした。
そんなふうな状況が続いて、まずはじめに異変に気づいたのは
歯医者でいくら治療しても全然虫歯が治らないこと。
虫歯ではない歯がないくらいで治療が全く追いつきません。
神経をどんどんとられています。治療費も大変な額になっています。
次に気になりだしたのは髪の毛。
昔は1本に結ぶとゴムがはちきれるくらい髪の毛の量は多かったのに、
最近は1本1本が細くなり抜け毛も気になって仕方なく見た目にも髪の毛の量が激減しました。
そして、嘔吐と一緒にずっと続いているのが下剤の乱用。
下剤を飲まないとまったくお通じがありません。
また中途半端な量を飲んでも出ないため、規定値をどんどん越えていってしまいます。
1箱はあっという間になくなり、薬局で大量購入しています。