本当はこわい。過食症と過食嘔吐

センターの相談を受けた方に過去の体験を綴ってもらいました。専門スタッフによる「過食が止まる無料相談」も行っています。

*

カテゴリ : 経年増加

消化が怖い

女性 学生 20歳 O型 千葉県

2年ほど前にはじめて自分で故意に吐きました。そこからが始まりだったように思います。最初のうちは食べ過ぎたら家に帰ってから吐く、というような軽いものでした。

前からずっと痩せたいという気持ちが強くあって、友達のきれいな足や華奢な体型を見るたびに、自分と比べて劣等感がありました。もっとおしゃれしたい、足を出しても恥ずかしくないような体型になりたい、痩せたい、という気持ちが常にありました。

今から半年前ぐらいにその気持ちが余計に強くなったのか、食べ過ぎたら必ず吐く、カロリーの高そうなものを食べたら吐く、というように悪化していきました。
いつからかはもう忘れてしまいましたが、なにか食事をして吐くというものではなく、自分でお菓子や菓子パンなどのジャンクなものを買っては食べ、お腹がはち切れそうになったら吐くということし始めました。
なにか用事があってもその前まで食べて吐けるとわかればやってしまいます。もう普通の食生活がわかりません。何か食べて、それが自分にとって罪悪感を感じるものだと、もういいやどうせならと思って、我慢していたぶん一気に食べたいものを食べたいだけ食べて、お腹いっぱいになったら吐きます。

誰かといても、この食事が消化されるのが怖くてトイレに行って吐いてしまいます。
外食でも誰かの家であっても吐いてしまいます。吐かずにはいられません。
友達は気づいているのか怖くてたまりません。いつかバレそうで怖いのに、吐かずにはいられない。

たくさん買い込んで吐いたあとはこんなにお金を使って、このお金があれば洋服が買えた、あれができた、自分はなんでこんなことをしているんだと自己嫌悪になります。今もバイトしてけっこう稼いでいるのに毎回カツカツで、それでも買い込んで食べて吐いてしまいます。
こんな食事にばかりとらわれている生活をやめて、もっと普通の生活がしたいです。治したいです。

「私は摂食障害になんて、ならない」と思っていました。

女性 学生 21歳 O型 新潟県

大学生3年になったある時、友達とビュッフェに行くことになりました。
痩せなくてはと焦っていたのですが、いきなり何かのスイッチが入って、沢山食べたりお酒を飲んでしまいました。お酒を沢山飲んだこともあり、気持ち悪くなりました。

アパートに帰り、沢山食べた後悔もあり、以前から興味があった摂食障害について、知った自発嘔吐の方法を思い出して、怖かったけど自発嘔吐してみました。その時から、「沢山食べたら吐けばいいんだ」「私は摂食障害になんて、ならない」と思っていました。それからはまだ、過食嘔吐はありませんでした。

その年の夏に、成人式が控えていたので、もっと痩せなくてはと思いました。1日1食鶏肉だけ食べ、毎日ウォーキングを欠かしませんでした。そして、体重は52㎏になり、成人式では1番綺麗だと言われました。しかし、成人式が終わり自分の中でも目標がなくなりました。
そして、実習もはじまり、今までの反動とストレスで、過食嘔吐がやめられなくなってしまいました。

酷い時は、コンビニやスーパーを4軒はしごしました。過食してるときは、快感と同時に自分が自分じゃ無くなり、すごく滑稽だと思います。嘔吐すると、声は枯れるし、吐きダコはや喉は痛いし、首は太くなるしで、最悪でした。
何度も何度もやめようと思いましたが、自分ではどうすることもできず、半年で8㎏太り、現在に至ります。

大好きな姉との食事も楽しめず、吐いてしまうと申し訳なさと後悔でいっぱいになります。
痩せたいのに、もうどんな食事普通で、1人分はどのくらいか分かりません。でも、痩せたくて痩せたくて、友達に太ったと言われる夢を何度もみます。辞めたくても止めれない、痩せたくてもうどうすればいいかわからず、本当に辛いです。
家族には言えません。家族には大食いだと、思われ食べないと心配して、「食べろ」と言われます。それも凄くストレスです。私は父が、怖くてしかたがありません。母とも、あまり仲が良くありません。姉だけが大好きです。

しかし、姉との、関係性が壊れることが怖くていえません。健康な食事と運動で、ダイエットできていたらと何度も思います。過食嘔吐をやめたくて、今回相談しました。過食嘔吐をやめることができるのか、痩せることができるのか不安でいっぱいです。
長文すみませんでした。

「普通」に食べることができなくなった

女性 会社員 28歳 B型 北海道

私は20歳の時に始めたダイエットがきっかけとして発症しました。
食べないダイエットによってみるみると体重は減っていきました。

しかし、突然の食べたという衝動があり、食べてしまった。
食べた後の後悔と恐怖感から、吐くという行為を初めてしました。
そこから過食嘔吐が始まり、吐くと体重が減っていく安堵感があった。
だけど、こんなことはよくないから明日はやめよう。明日はやめよう。普通に食事しよう。と思ってもやめられなくなった。

こうして私の中から「普通」という感覚が失われていったのだと思います。
友達と食事をしている時も食べたい衝動や吐きたい衝動、太るのではという恐怖感に駆られ、心から楽しめなかった。
世界には食事もできないで苦しんでいる人がいるのに、どうしてこんなことをしてしまうのか…吐いた時の後悔や罪悪感。
どうにかしようと躍起になればなるほどに過食嘔吐の回数は増えていく…

もはや自分で自分をコントロールできない感覚。何かにのみこまれていくような感覚すごく怖かった。
私は過食嘔吐によって失ったものが沢山あったと思います。
いつ何をしていても食事や体重に関することがどこか頭の片隅あって、
純粋に食事を楽しいと感じる心や「普通」という感覚やを失ってしまったように思います。

今は疑似停止の状態で症状は止まっていますが、またいつ衝動に駆られるかと思うと怖いです。しかし怖さや病気であることを認識し、今ある自分の課題に取り組み、失ってしまった感覚、楽しめる心を取り戻していきたいと思います。