過食症と過食嘔吐 心の声を聞いて

食べたいけど食べたくない。普通に食べられない。
過食症になってからのみなさんの体験談をまとめました。

カテゴリ : 経年増加

バケツ2杯分の過食嘔吐

女性 自営業 34歳 O型 東京都
過食嘔吐を知って、早くも17年の月日が経とうとしてます。
最初は1日1回、吐く量もみかん1個などしか吐けませんでした。
それが月日と共に増加し、今は1日2回3時間位、大きなバケツ2杯分を吐いています。
もう9年ほど唾液腺が腫れています。
父母と3人で暮らしで、自宅兼仕事場です。
一人っ子で親の期待を一人で背負って、幼少期から育ってきました。
父は中学から慶応。私は勉強ができませんでした。なので慶応は行けませんでした。
お前はダメだ、ダメだで育てられた。
小さいころ太っていて、男の子にデブデブと言われ、いじめられたり、冷やかされたりしました。
痩せてキレイになれば、人生自分の思い通りに行く、欲しいものは手に入ると本気で思ってました。
過食嘔吐が始まる前はダイエットをしていて、食事制限にジムに毎日高校時代は通ってました。
過食嘔吐になる前もダイエットで食事制限をしてたので、時々、無償に規制しているアーモンドチョコが食べたくなって3箱位食べてしまう時がありました。そして、ジムに行き、食べた分を消費するかのように運動をしまくる。
両親は私の過食嘔吐を始めから知っていました。告知というより気づかれてました。
会社勤めをし、始めそのうち治るだろうと軽視してました。
いっこうに治る気配がはいので、名医と言われている心療内科を、父の関係で紹介をしてもらい、カウンセリングも受け、親子関係が原因と言われ、両親は努力してだいぶ変わりました。
親にいれられた中高一貫の学校が合わなくて、登校拒否。死にたかった。
ですが、短大へ進むと自然とうつが改善されました。
会社勤めも親のコネ。会社に勤めてから、いつしか、またうつが再発。
今は自分のやりたいことを見つけ、それを仕事にできていて、そこは幸せだと思います。
友達にも現在、恵まれてます。
いつしか習慣化してしまった過食嘔吐。今、経済的にも父が定年したので、苦しいです。