本当はこわい。過食症と過食嘔吐

センターの相談を受けた方に過去の体験を綴ってもらいました。専門スタッフによる「過食が止まる無料相談」も行っています。

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カテゴリ : 過食症の怖さ

自分はゴミ程の価値としか思えなくなる

女性 会社員 27歳 A型 東京都

摂食障害になって、失った中で一番大きいのは、健康な心です。

悪口を言えない私は、弱音が吐けません。
だから代わりに食べ物を詰め込んで吐くことを覚えました。

誰かのせいしたって前に進まないんだから、私が人一倍やればいい、と誰よりもやろうとします。
いつもいつも不安、目標に届かない自分を許せない、
目標が高いせいかいつの間にか、自分のことについては何にも許せなくなりました。自分の価値がゴミのように思えてしまうことが多々あります。

逃げるくらいなら死ぬ覚悟で、いつも仕事に立ち向かっているのに。
頑張ってる自分を認めて、許せるようになりたいです。

過食嘔吐、治らないなら死を選んでしまいそう

女性 会社員 36歳 O型 東京都

摂食障害であることで失ったこと、ものはあげだしたらきりがない。

中学、高校から始まった病気のせいで周りの子みたいにデートだとか付き合うとかできなかったし、友達同士で遊びに行くとかできなかったし、そもそも学校に行けなかった。キラキラした青春時代は私にはなかった。

食べ吐きのせいで仕事なんてきちんとできなくで就職もできないから、お金もないし家族ともうまくいかないし。食べ物のためにバイトする毎日。掛け持ちでバイトしても足りない過食費用。しまいに倒れて頭蓋骨にヒビ、内部出血して大手術。運よく後遺症もなく、でも過食嘔吐がやめられず、入院中の病院でも過食嘔吐…

親の手前通った精神科では自助グループを勧められて参加するけど形だけ。なんだか馴染めなかった。
そんな状態で10年以上過ごすうちに借金が返しきれず自己破産。食べ物を買うお金が無くなって盗る行為が始まって、何度も窃盗で逮捕されあっという間に刑務所行き。刑務所にいる間は過食嘔吐なんてできないからしなかった。出てきたらもう止めれるなんてのは大間違いですぐに再発して、また再び刑務所に行くのはあっという間だった。

人生やり直そうと実家を離れて一人暮らしを始めたけれど、お金も余裕もない毎日…もう過食費用の心配をする毎日に疲れた。人生初めての彼氏ができたけど、こんなんじゃ結婚なんてできない。かといって1人で生きていくお金もチカラもない。
治らなかったらなんて考えると恐ろしすぎて、死を選んでしまいそう。

過食の苦しみの中、誰も聞いていないのに「助けて」と何度も言った。

女性 主婦 42歳 O型 千葉県

辛いこと悲しいこといっぱいで書ききれませんが、今思い出したことを。

過食で太った私。
外出先で鏡にうつった自分の姿を見て、その醜さに恥ずかしくなってすぐに家に帰った。

過食した翌日は
むくんだ体と荒れた胃による口臭を気にしつつ、むかむかする胃を抱えて仕事へ行くのが辛かった。

過食のためにスーパーへ行ったけれど
食べたいものが分からない。どれを選べば良いか分からない、本当に食べたいものはないが全部食べたい、と混乱するばかりだった。
ものすごく時間をかけて買い物をして、家に帰ってわずかな時間で体に詰め込んだ。
食べたかったはずなのに全く満たされない。
全然おいしくない。虚しい。
過食した後、胃のむかつきや痛みに苦しんで床に転がる。助けて、と何度も言った。誰も聞いていないのに。

時間もお金も健康も無駄にしました。
24年間もこんなことを繰り返してしまった。
過食していなければ、もっと楽しく有意義に過ごせたはずなのに。