本当はこわい。過食症と過食嘔吐

センターの相談を受けた方に過去の体験を綴ってもらいました。専門スタッフによる「過食が止まる無料相談」も行っています。

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カテゴリ : 過食症の怖さ

誰にも幻滅されたくない

女性 会社員 23歳 O型 愛知県

過食嘔吐になって、失ったものは外見、交友関係です。顔も目も腫れて、体重は増え続け、過食嘔吐になる前より明らかに醜い姿になりました。鏡の前に立つのも嫌になります。仕事で着なければいけない制服がきつくなり、働いている最中は服に締め付けられてすごくストレスを感じます。こんな風になりたくなかった。痩せて少しは綺麗になったはずなのに、何もかもが水の泡。
遠距離の彼氏に相談をしたら、どんな姿でも俺は大丈夫だよと言ってくれました。でも、過食嘔吐になって外見が変わってしまってから彼と会っていません。だから、実際に会ったら幻滅されるんじゃないか、捨てられるんじゃないか、恐怖心に苛まれ、涙が止まらないです。
友達とのご飯も、いっぱい食べてしまうのではないか、こんなに食べる自分を見てみんなどう思うだろうと怖くなり、約束を断ってしまいます。また、友達と外食してもその時だけのご飯では足りず、家に帰る途中にコンビニへ行き、過食してしまいます。食べている間は何も感じません。でも食べ終わってから、何をしてるんだろう、またやってしまった、と罪悪感に駆られ吐き出します。
もうこんな人生が嫌です。普通に楽しくみんなと食事がしたい。彼氏に綺麗だねと言われたい。誰にも幻滅されたくないです。

19歳の私が一番失うのに怖いもの

女性 学生 19歳 O型 栃木県

摂食障害になって失ったものは挙げればきりがない。このまま摂食障害をつづけて一番失うのが怖いものは自分の将来だ。
友達といる時、家族と食事をしている時でも、わたしは嘔吐をしてしまう。バレていないかなといつも不安になるし、一緒に食べている人、作ってくれた人に申し訳ない気持ちになり、罪悪感にかられる。

家族にバレてしまった時も、何をしているんだと怒られ呆れられるばかりで、周りに心配をかけいろんな人からの信頼を失ってしまったと思う。
わたしの知らないうちに友達よりも家族よりも優先されていた過食嘔吐、このまま歳を重ねたらわたしは本当に1人になってしまうと考えると、おそろしい。

被害妄想で人間関係が希薄に。

女性 会社員 25歳 A型 神奈川県

非嘔吐過食を発症し、多くのものを失いました。
食べ物に費やすお金や、寝る間を惜しんでまで過食するための時間、そして体形のせいで出来なくなったオシャレに、精神的なダメージ。逆に得たものは一つもありません。

実家暮らしのため、家族の目を盗んでこっそりと冷蔵庫や戸棚を漁り家中のものを食べつくし、仕事や外出の帰り道には家に着くまでコンビニをはしごして食べ歩きます。
食べたい、でも食べちゃ駄目だ。そんな葛藤から商品を手にとっては戻し、お店の中を何往復ももウロウロ。結局は欲求に負け、お菓子やパンを大量に買い込みます。はたからは見れば変な人。同じ病を患っている人からすればすぐに摂食障害だと気付かれるでしょう。

休日は特に過食欲が強く出ます。家に誰もいなくなると歯止めがきかなくなるため、一人にしないでほしい…でもいざ家族が家にいたりすると、「過食したい。一人にして。」と、矛盾した感情で段々とイライラが増し、結局は家族に当たって必ず後から後悔します。

過食症を発症する前まではオシャレをして家族や友人と出かること、旅行に行ったりすることが生きがいだったと言っても過言ではありません。
ですが今となっては「こんな醜い自分を見せたくない。影で太ったと言われているんじゃないか。」という被害妄想でせっかくの友人の誘いをドタキャンしたり、家にいる時間が長くなりました。

失ったものを挙げはじめるとキリがありません。こんな生活が続けば友人や職場との信頼関係も崩れ、自分には何もなくなってしまうことが容易に想像つきます。
それなのにやめられない過食。もしかしたらやめたくないのかもしれないとまで思い始めました。
今まで、誰か助けてほしいなんて他力本願してばかりでした。でも結局は自分自身の本気で病気を治したいという意志が無ければどうにもならないことに気付きました。
こちらでの相談をきっかけに、少しでも改善できたならと強く願っています。