本当はこわい。過食症と過食嘔吐

センターの相談を受けた方に過去の体験を綴ってもらいました。専門スタッフによる「過食が止まる無料相談」も行っています。

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カテゴリ : 過食症での人生歴

私の過食症歴

女性 自由業 36歳 B型 埼玉県
発端は5年前、育児と仕事の両立の疲れが発端でした。
主人の収入の激減とリストラで自分の両親の元へ急遽世話になることにしたものの、子供も幼稚園から保育園にかわらなければならなくなり、私の仕事も自分の実力以上を求められるハードな毎日を過ごし、朝も6時に起きて子供の朝食と公文を見てあげてから保育園に送り、自分の身支度と仕事の用意をして出勤。
残業をしながらも保育園の時間ぎりぎりまで仕事をしてお迎え。
時には一度迎えて食事を作り主人の帰りを待ちさらに仕事に戻るという日々でした。
そのあたりから食事と睡眠が思うように出来なくなっていました。
アルコールでかわす毎日の中、ファザーコンプレックスといわれるほどの最愛の父が急死。
それでも仕事と育児に追われ悲しむ暇もなく過ぎていく日々をやり過ごすのはアルコールと過食でした。

趣味がパン作りケーキ作りだったため気晴らしに深夜作ることも多く、それを一人で全部平らげる毎日。
それに加えてアルコールで自分を見失うこともしばしば。
そこへある日パニックと思われる症状がでて、入院。
強制保護の為わけもわからず3ヶ月の入院を虐げられ、退院して安定剤と睡眠薬を服用したものの、仕事は休まず、もちろん家事も育児も。
そんな疲れを取る為か、気晴らしなのか、過食はどんどん増すばかり。
お酒も量が増え、病院のお世話になるのもしばしば。
そして摂食障害の治療の為の入院。
しかし退院してもまた一年後にはリターン。
仕事もクビになり、自分の母親と同居を始めましたが、家族は上手くいかず。
そして離婚。
その間も自分の気持ちを過食で打ち消すかのごとく、自分ではどうしようもない力で過食がおきていました。

しかし、これではいけないと昨年の秋に自己判断で精神科通院も薬も止め、ひどく2ヶ月間は苦しみましたが8ヶ月たった今は通院も薬も何にも頼らずにいられるようになりました。
しかし、何かあるとすぐ過食。
しまいには、「よーし、今日は思いっきりやってやる」などと変に開放して過食をとめることなく恐ろしい尋常な食べ方をしては嘔吐。
それでも痩せた体をキープしながら食べたいものを我慢しないで思いっきり食べても大丈夫だという認識になり、過食も嘔吐の苦しさも死にたいほどの悲しさになるリスクがあっても、そして食べ出したら止まらない、泣きながら食べている自分をも許していました。
いや、あきらめていたと思います。
こうやって苦しむのだろうと。
入院しても通院しても薬を飲んでも治らなかった最後の一つの病は過食。
これは一生自分の弱さの病気というか、病気という名の甘えを。
それでも苦しくて、辛くて、もう過食とはお別れしたい、しようと何度も試みては失敗。
そんな日々の5年間。
とうとう終止符を打てるように頑張ります。
今度こそ。

私の過食暦

女性 会社員 28歳 A型 山口県
私の過食暦を書きます。
私が過食嘔吐したのは高校三年生でした。
私はその頃好きな人がいて、はっきり言って、勉強より部活よりダイエットが趣味とばかりに痩せて綺麗になりたかったんです。
痩せたらその人と両思いになれる、告白できる勇気が出るって思ってました。
りんごダイエット、蜂蜜ダイエット、トコロテンダイエット、水のみダイエット、鈴木式ダイエット、もういっぱいやりました。
でも結局リバウンドしては元通りで…。
そのときにはいっぱいダイエットの知識があって、過食症の事も知ってました。
でも私はそんなに意志の弱い人間じゃないと思って関係なく過食症の記事とか読んでました。
ダイエットをしてた時、外食しなくてはならなくて、日ごろよりカロリーの高いドリアを食べてしました。
太りたくなくてどうしようと悩んでたら過食症の記事に載っていた『吐く』という事を思い出しました。
その時は1回だけだからと思いトイレで戻しました。
手を使うわけでもなく簡単に吐くこと出来ました。
そして、そのとき『これで太らなくてすむ』と喜びました。
それから過食嘔吐はなく、次は社会人になってからです。
職場に食べたら戻すという先輩がいました。
その人は普通に食べたら戻すのが日常だといって明るく過ごしていましたね。
わたしは初めての職場でストレスでご飯がホントに食べれなくなって痩せてしまいました。
夜くらいしかまともにご飯が食べれなくなってました。
1年位して今度は反動からか、休みの日に過食が始まりました。
その時はパンを3個とかお弁当を2個とかを食べて戻すのが1日に1回位。
その後仕事をやめて新しい職場に変わりその頃は人間関係になじめず、過食は1週間に3~4回。
すべて過食嘔吐です。
仕事が変わるたびになじめない自分から逃げるように毎日毎食となり、休みの日には1日中と
いう次第になりました。
量も段々増えていき、一気にご飯4合に食パン1斤とかを食べて吐く。
しかも吐きやすい食べ物とかを経験で覚えて、吐くために炭酸の飲み物を一気に飲み一気に戻すというやり方になりました。
よだれと涙が混じってぼろぼろになりながら吐くために食べるのか、食べたいから吐くのわからなくなりながらトイレで途方にくれていく毎日。
でも体を鞭打って仕事にバイトに行きました。
ほんとに辛くてどうしようもない毎日でした。
でも今は先生からの『するべき事』を頑張ってやってます。
お母さんに、単身赴任の父に報告し、母親と過食症についてご飯を食べながら話してます。
これから改善して行くためにも電話相談、書き込み頑張ります。

出産と結婚を経て

女性 主婦 32歳 O型 大阪府
結婚5年目、3歳と5ヶ月の娘がいます。
子育てと家事で時間の余裕がなくなって、今はものを買ってきて心行くまで食べて吐くということができなくなりました。
でも「太ってはいけない」という気持ちは強く、出産後はいつのまにか普通食嘔吐になっています。
私の嘔吐歴は14年になります。
友達に「太っている」と言われダイエットに目覚めたものの、食べ盛りに食事制限は辛く、いつのまにか「吐けばいいんだ」→「吐けばいいんだから食べてもいいんだ」という発想になり過食嘔吐の日々が始まりました。食べ物を粗末にするのが嫌でずっとやめたいと思ってきたけれど、きっと環境が変るといつか治るだろうな、なんて楽観視して毎日をやりすごしていました。
そして、今の主人に出会いました。付き合っている時は、スタイルをよくみせたいので嘔吐はやめられませんでした。大食いと思われるのも嫌で、デート中はそれほど食べず、帰ってきてから我慢した分をまとめて食べて吐いていました。
そして結婚。実家を出て環境が変るのできっと過食嘔吐も止まるはず・・・ そんな期待がありましたが、結局自分が台所を任されるので食べ物は以前より自由に手に入るようになり、今までとなんら変ることなく過食嘔吐を繰り返しました。
変ったのは、主人という知られてはいけない身内が一人増えただけ・・・
そして妊娠。 すごく嬉しかった。
赤ちゃんができた喜びと、これで私も改心して過食をやめるだろうという思い。
・・・でも、結果は今までと全くなにも変らない過食嘔吐の生活でした。赤ちゃんがいるのに過食嘔吐するって、きっと医学的にも精神的にもよくないはず、自分一人の体じゃないんだから大事にしなきゃ・・・って、すごくすごく思っているのに、今日だけ、これ一回だけ、、、と、結局同じことを繰り返していました。 そのうち、つわりの時期になっても、吐くことに慣れていたし常に過食していたので、つわりで気持ち悪いのかどうかもよく分からないような状態でした。
でもそんな私も、吐きながら頭の中はいつも「流産したらどうしよう・・」「栄養が赤ちゃんに行かなかったら、障害を持って生まれてしまうのでは?」「吐く時(お腹を押さえるので)赤ちゃんを圧迫して、お腹の中で赤ちゃんが苦しんでいるのでは?」って、不安で不安でしかたありませんでした。 なんだか今思うと、行動と考えがすごく矛盾しているけれど。
そんな時、不安からネットで情報を集めようと検索していると、同じ症状で悩む人たちの掲示板があり(ここではありません)、「私も産めたから大丈夫だよ!」という先輩ママの書き込みが。
すごくほっとしたのを覚えています。だから余計に食べたい衝動がでて、結局出産前日まで治まることはありませんでした。(そうそう、上手な吐き方を覚えてしまって、下腹に力を入れると破水すると思ったので、うまく胃だけに力を入れるようになっていました)
もちろん、二人目の時もずっと過食嘔吐したまま出産、産後も入院の時以外やめれた時はありません。
どこかで、「一人目も大丈夫だったから平気だわ」と思っていたことも確かだし、食べている時の頭が真っ白になる感じが気持ちいいから、私の体にはきっとプラスなんだー とまで思ったりもしました。(楽観的にもほどがありますよね)
先生と出会って、切迫流産などの危険があるということを初めて知りました。
今思うと、私が産めたのは運がよかっただけかもしれない・・と。 かわいいこの子達の寝顔を見ると、もしも私の行動でこの子たちを殺すことになってしまっていたら・・と思い始めると、体が震えるほど怖くなります。
いや、もしかしたら、今は気付いていないだけで、妊娠中嘔吐していたっていうことがこの子達に既にもうなんらかの影響を与えているかもしれない。
早く先生に出会えていたらよかったのに・・とすごく思います。
でも、今は振り返っても手遅れだし、少しでも早く先生に出会えたことに感謝しています。 そして子供たちが(特に女の子)過食嘔吐に走る可能性が高いという先生の言葉に一番震撼し、早くそれを知ってよかったと。
それだけは・・・  それだけは絶対にしたくない。
そして、この掲示板で「寂しさ」について書かれてあることを読ませてもらっていますが、二人の子供をわけへだてなく、いっぱい愛して育てていかないと、将来この子達がとてつもない苦しみを味わうんだ・・・ということが身にしみて分かりました。
運良く子供を授かった私。
子供のために必ず良くなりたいと思っています。
そして、まだ出産されていない方、将来出産したいなぁと思っておられる方もここに来ておられるかもしれません。
私のように過食嘔吐していても産めることもあります。人間の体って、子供も大人も案外強い。 けれど、健全な体で安全に、安心して子供を産むことを望むのなら、必ず良くなってほしい。。と思うのです。 環境の変化で過食嘔吐が止まるっていうのはすごく楽観的で、実際は私のようにやむことはありません。
だから、自力でのがんばりが大事なんだなぁって。
子供のために、必ずよくなりたいです。