本当はこわい。過食症と過食嘔吐

センターの相談を受けた方に過去の体験を綴ってもらいました。専門スタッフによる「過食が止まる無料相談」も行っています。

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カテゴリ : 30代

摂食障害による体への影響

女性 主婦 33歳 A型

摂食障害になって色々困ったことはありましたが、それを簡単に箇条書きにしますと
・身体が動かない、何も出来ない
・身体的な病気になる
・約束が出来なくなる、苦手になる
・普通の一人前では満足できなくなる
・ほどほどの食事が出来なくなる
・家族と同じ食事が出来なくなる
・人が出来ていることが出来ないことに劣等感を感じる
・同じく過去の自分への劣等感を感じる
・焦りと落ち込みの無限ループ(悪化の螺旋状)
・痩せていた時の人に会えない

などのことです。
多分この病気の方に共通したことだと自覚しています。
中でも10年以上になると精神的症状より肉体的症状の方が辛くなってきました。
身体的な病気は、私は糖尿にはなってはいませんが食物アレルギーになりました。
バケツの水が溢れるように特定の物を食べ続けているとなることがあるみたいです。

それに対して自分がどうなりたいのかというと

・食べても寝込まない身体
・普通の量を普通に食べて満足が出来るようになる
・家族と同じ食事をとることが出来るようになる

どうしても目先の体型の事を考えてしまうこともあるのですが、
最終的に考えるとこの3つかな、と。
一生生きている限りこの病気と付き合わなければならないかなと思っていましたが、頑張って治せるように努力したいと思っています。

過食をしない普通の人間になりたいです

女性 主婦 34歳 B型 東京都

私のこの病気の始まりは、今から10年前の23歳の時でした。
社会人になって、アパレル業界に勤め、体のラインを気にするようになったのがダイエットの始まりでした。

性格の問題なのか、決めたことをキチンとやらないと気が済まない事もあり、夕食を抜き、毎日体重計に乗り、半身浴をする事でみるみる痩せて行くことができました、周りからも「綺麗になったね、痩せたね、羨ましい」などと言われ、その言葉にとても喜びました、もっと痩せたいと思うようになり、当時52キロあった体重は42キロまで落ちました、

勿論生理も止まってしまいましたが、当時の私は生理が来なくても痩せていたい気持ちに支配されていました。
しかし、42キロからは落とす事が出来ず、食べたいものを我慢してるのに、痩せれないストレス、1日1時間ぐらいの半身浴をしても何故痩せれないのかと、どんどんストレスが増え、それが過食につながりました、過食でプラスになった分、翌日は絶食にし、半身浴は2時間、3時間と増やし体重をキープすることが多くなりました。

過食してる時は食べる幸せで満たされますが、その後、後悔と自己嫌悪が襲ってきます、増えてしまった分を落とす為に、泣きながら半身浴をしていた事もありました。過食をして膨らんだお腹を自分で殴るよぅな事もありました。食べたいのに、太りたくないという矛盾の太る恐怖がありました。

その内に、過食が頻度が増え、体重キープをするのが身心ともに難しくなり、太った自分を受け入れたくない気持ち、周りに太った自分を見られたくない気持ちが頭を支配し、仕事を辞め、引きこもりました。過食が抑えきれず、一日中食べている生活になってしまったので、体重は一気に増えました。

その後、家族の支えもあり、なんとか社会復帰ができました、
しかし、社会人にもどると体型が気になり、ダイエットをしよう言う気持ちになりました。
ただ、引きこもりになった時と同じではなく、無理なくウォーキングと食事制限をしようとやり方をかえました。
しかし、夕食は抜き、朝と夜に1時間のウォーキングを毎日取り入れ1日のカロリーは大体800前後と言うものでした。
このダイエットを今まで続けて来ましたが、前回と同様、我慢しているぶん休みの日に過食をして、その後5時間~8時間ウォーキングをすると言う生活になってしまいました。休みの日の予定は過食して歩くと言う体が悲鳴をあげるよぅな休日です。
最近、結婚をする事が出来ました、私を選んでくれた旦那様の為にもこんな生活から抜け出したいです。

旦那様の為に夕食を作るのに、自分は食べれずウォーキングをする、そのため疲れてしまって夫婦の時間を満足に旦那様に作ってあげれていません。夕食は太るからと、旦那様の友人のお誘いもお断りをしたり、親戚付き合いも私は行かなかったり、参加したら過食を止められない、その後に後悔、自己嫌悪がくるからと、本当は参加したいのに我慢しなければならないこの生活に疲れています。
みんなで普通に食事を楽しめる、普通の人間になりたいです。

人でも、趣味でも、仕事でもない。過食だけが一番早い心の落ち着かせ方だった。

女性 会社員 35歳 A型 海外

私自身、過食が先か負の感情が先かわからないのですが
この2つはどちらも常に付いて回っています。どちらかだけという事は20年一度もないです。

寂しさや、辛さ、悲しさ、悔しさ、情けなさの負の感情が発生した場合(と言っても基本的に生きている限りこういった負の感情であるストレスは常にあると思いますが)
過食です、過食しか埋めてくれるものはありません。
人でもない、趣味でもない、仕事でもない、何もないんです。

過食だけが誰も傷つけず、一番簡単で一番早い心の落ち着かせ方です。だけど、過食し終わった後にくる自責の念、死んでしまいたい、消えてしまいたい程の後悔。これによって更に鬱状態などの精神状態が悪化します。

食べ物でしか埋められない情けない自分、消えたい、生きてる意味があるのか
これでODが何度かあり 病院のICUに入院しました、3回目になった時 またこの患者か、というような対応をされました。

過食を無理やり抑えようとすると、ストレスのはけ口や感情のはけ口がないので
リストカットに走りました。おかげで腕は傷だらけ、日本では周りが空気を読んでそっとしてくれましたが、海外に出てからは必ず傷の理由を聞かれます、仕事を始めても傷跡を隠してと上司に言われ、ありのままの自分を否定された気がしました、両思いになった男性でさえ 手の傷跡が怖いと言われました。

私の生きた証なのに、世間はそんな目で見るんだなと思いました、手は人から見えるのでそれからは足を切るようになりました、でも夏にスカートなどを履くと聞かれます。
とにかく過食をするとホッとする反面、精神状態が悪くなっていきます。
今は一番ひどかった時よりは心が落ち着いたので冷静に振り返る事ができますが、精神を病むと本当に怖いです。あの時の自分はどうかしていたと思います。周りからしたら本当に気が狂ってると思われていたと思います。

過食と心は密接してるので、同じように辛い思いをしてる人には勇気を出して治療を受けてほしいなと思います。
合併症と思われるほどの大きな病気にはまだなっていませんが、このままでは体はボロボロになり 取り返しのつかない病気になるのではないかと不安で仕方ありません。