本当はこわい。過食症と過食嘔吐

センターの相談を受けた方に過去の体験を綴ってもらいました。専門スタッフによる「過食が止まる無料相談」も行っています。

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カテゴリ : 20代

習慣化する過食

女性 公務員 25歳 O型 岩手県
私が初めて嘔吐したのは、4年前のお正月。
その少し前に友人が過食したときは吐いてるというのを聞き、なるほどなと思ってしまったのが始まりでした。
初めてやったときはあまりの苦しさに二度とやるかと思ったのですが、心の奥では食べたものが吸収されなかったと安心したのも覚えています。
それからは、少し食べ過ぎた時だけやっていましたが、そのうちに自分から食べ物(お菓子や揚げ物)を購入してやるようになり、ひどいときは職場でも朝と昼にトイレにこもったりもしました。
ふと気づくと今は1日に1から2回は毎日やっています。
仕事が終わってその時間になると急に食べたい意識が体中をおそってくるのです。
そして1回やると意識がなくなっていた初期とは違い、今では吐いた直後に胃に残っているような気がしてもう一度食べては吐いたりしてます。
習慣化が本当に怖いです。

過食症がどんなに残酷な病気か

女性 会社員 28歳 O型 神奈川県
過食嘔吐9年の私が書けるだけ書いてみようと思います。
まず 何といっても 年々増えたり減ったりを繰り返しながら増えていく病気だということ。経年増加といいます。

○19歳の頃過食嘔吐を覚え、その当時の頻度は週に2-3回、金額も500-800円程度。
3年後、22歳の時 一瞬(2ヶ月ほど)一日中になり、一日一万円以上使う日も。9年目の今も、センターで随分回復したけど、9年前と同じ内容では絶対に満足できない。
○過食衝動は、時と所を選ばず起こってくるので、旅行中であっても過食嘔吐は止められないことが多い。誰かと一緒に行動している時に、過食衝動が起こると、一人にして欲しくてイライラしてしょうがない。(これは~出来ないだろう、というような状況でも止められない。 我慢して止めると、可能になった瞬間からタガが外れたようになる)
21歳の時、海外旅行中4日間 嘔吐なしで過ごしたら、帰ってきてから1週間は、過食のことしか頭にない状態になった。いや帰りの飛行機の中でもうめちゃくちゃ食べてた。
出張に朝一の飛行機で出かけなければならない日の深夜に準備をしなければいけないのに過食嘔吐してしまい、なんて不便な病気なんだろう、と思った。
○吐けないOR吐き切れないと、どんどん体重が増えてしまうこと。
過食症になる人は、決まって「誰からも好かれたい」という性格を持つのに、これは耐え難い。
○「誰からも好かれたい」ので、たいていの過食症人は「頑張りや」で「努力家」で「世話好き」(そうじゃない子は見たことがない)でも、過食に使われる(使わざるを得ない)時間・お金・体力は年々増えていき、「頑張る」ことも「努力」することも「誰かの面倒を見る」余裕もなくなっていく。
○過食費だけに、月に何万円も使うことが普通になってしまう。
○過食の時間がどうしても必要になるので、過食にかかる時間が一日2時間だと、一日が22時間なのと一緒になってしまう。睡眠時間が少なくても身体がもつ20代前半はヘーキでいられることが多い。(私の場合)27歳になると、平日フルタイムで働きながら過食嘔吐に3~4時間も使うのは、生活破綻寸前だった。
そして 増え続ける症状におそろしくなり、センターに相談。悪習でも趣味でもなんでもなく、心の病気ということを知る。

過食の感覚も短くなった

女性 自由業 25歳 A型 山形県
2年前。
なんとなく食べる量が普通では落ち着かなくなって、普通の御飯の後もパンとかを食べるようになった。
その頃は、その後1週間くらいは元の食事量に戻して、体重がすぐに増えることはない程度でした。
でも1年位経ってから、次第に量が増えだしました。
食べ過ぎのせいでずっと胃の調子が悪くて胃薬を飲みながらも、また食べたいと思うようになってきました。
寝ているときに気持ちが悪くて何度も目が覚めるくらいにまで沢山食べるようになりました。
過食の感覚も短かくなりました 。